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2010年9月 9日 (木)

代替医療「ホメオパシー」 荒唐無稽? 医学補完?

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100909-00000014-san-soci

代替医療「ホメオパシー」 荒唐無稽? 医学補完?

産経新聞 9月9日(木)7時56分配信
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ホメオパシーで使われる砂糖玉の一種(写真:産経新聞)
 日本の科学者の代表組織「日本学術会議」が、植物などを希釈した水を含ませた砂糖玉を飲む代替医療「ホメオパシー」の有効性を全面否定する異例の会長談話を発表したことが波紋を呼んでいる。日本医師会などが賛同する声明を出す一方、一部の推進団体は「有効性は証明されている」と対立。ホメオパシーに傾倒して通常医療を受けずに死亡したとみられるケースもあり、代替医療のあり方が問われることになりそうだ。(長島雅子)

 ▽異例の会長談話

 発端は8月24日、日本学術会議の金沢一郎会長名で出されたホメオパシーに関する会長談話だ。

 ホメオパシーについて「(物質を)極端に希釈した『ただの水』に副作用も治療効果もあるはずがない」と全面否定。「水が、かつて物質が存在したという記憶を持っている」などとする推進団体の主張を「科学の無視」「荒唐無稽(むけい)」と切り捨て、「ホメオパシーに頼ることで、有効な治療を受ける機会を逸する可能性があることが大きな問題」とした。

 一方、ホメオパシー推進団体の一つ「日本ホメオパシー医学協会」は「数え切れないほどの治療症例があり、論文も多数存在する。従来の理論で説明できないから、効果がないと断定する姿勢こそ、非科学的であきれている」と反論する。

 ▽乳児死亡で訴訟も

 日本学術会議の唐木英明副会長(東大名誉教授)は1年半ほど前から日本でホメオパシーが広がる状況に危機感を抱いていた。

 山口県で新生児の頭蓋(ずがい)内出血の予防に必要とされるビタミンK2の代わりにホメオパシーで使われる砂糖玉を投与されていた乳児がビタミン欠乏性出血症で死亡したとして、母親が助産師を相手に損害賠償を求めて提訴していたことが今年7月に発覚し、異例の談話発表につながった。

 東京の多摩地区では5月、ホメオパシーに傾倒していた悪性リンパ腫の女性=当時(43)=が通常の医療をほとんど受けずに死亡したとみられるケースもあった。女性を知る牧師の荒瀬牧彦さんによると、周囲は病院に行くよう勧めたが、女性は「ホメオパシーでやってきたことが無駄になる」と拒否したという。

 日本医師会など9団体は日本学術会議の会長談話に賛同する声明を発表。厚生労働省も代替医療の使用実態を調査している。

 ▽近代医療への不満

 9月に沖縄県名護市の公立中学校で、養護教諭が生徒に砂糖玉を渡していたことが発覚。日本助産師会の会員である開業助産所433カ所のうち36カ所でホメオパシーが行われ、ビタミンK2が与えられていなかったことも分かった。

 ホメオパシーはなぜ広がるのか。8月下旬、大阪市中央公会堂(大阪市北区)で行われた普及団体「クラシカルホメオパシー京都(CHK)」の入門セミナー。医師から「治療法がない」と見放された膠原(こうげん)病の高齢者や、「薬の副作用で夫の体毛がすべて抜けてしまった」と悩む女性ら5人がCHKを主宰する荻野哲也さん(55)の話に聞き入っていた。

 荻野さん自身、17年前に脳卒中で倒れ、痙攣(けいれん)発作の後遺症をホメオパシーで克服したという。「救命医療で助けられ、現代医学には感謝している。ただ、現代医学にも限界がある。ホメオパシーは傷ついた心身を健康に導き、現代医学を補完するものだ」と語る。

 学術会議の唐木副会長は「ホメオパシーを施す人は患者の話をじっくり聞くという。一方、医師は忙しくて話を聞く時間がない。こうした状況が近代医療への不満を生み出している可能性がある」と話している。

【用語解説】ホメオパシー

 ドイツ人医師、サミュエル・ハーネマンが18世紀末に提唱。「症状を起こすものは、その症状を取り去る」という「同種の法則」に基づき、植物や鉱物、昆虫などの物質を分子がなくなるまで極端に薄めた水を含ませた砂糖玉「レメディー」を使う。例えば、発熱した場合、同じような症状を起こす植物を使う。体は熱がきたと判断し、自然治癒力が引き出されるという。欧州では英国など公的医療保険が適用されている国もあるが、ドイツやスイスなどは適用から外した。

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