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2010年9月 3日 (金)

代表選2候補発言・詳報 

http://www.47news.jp/CN/201009/CN2010090201000929.html

代表選2候補発言・詳報 

 ▽両候補による討論

 【雇用】

 菅氏 新卒者の雇用が厳しい。若年雇用の特命チームをつくり全力を挙げている。

 小沢氏 補助金にメスを入れ、官僚の既得権に大ナタを振るうことで日本経済の活性化を図る。

 【社会保障】

 菅氏 ある程度負担しても安心できる社会をつくることが多くの国民の願いだ。社会保障と財源問題は一体として議論していく必要がある。

 小沢氏 老人医療、国民健康保険、介護、生活保護は、市町村にお金と権限を任せ、それぞれの市町村で知恵を出すのがいいのではないか。

 【予算編成】

 小沢氏 来年度予算編成での一律10%削減は自民党政権と同じ手法だ。役所が予算配分の優劣を付けることはできない。国民に約束したことと違う。

 菅氏 政治主導になったかは予算編成が終わったところで評価されるべきだ。プロセスの段階だけで見るのは、木を見て森を見ないやり方だ。

 小沢氏 菅氏は(政権交代後は)副総理、財務相、今は首相だ。旧態依然としたやり方と心配している。昔と同じ官僚主導だ。

 【普天間問題】

 小沢氏 日米合意を白紙に戻せと言っているわけではない。尊重しないといけない。しかし沖縄では絶対反対という声が大多数で日米合意を実行に移すのは非常に難しい。もう一度沖縄も米国も納得できるような知恵を出すための話し合いをしたらどうかと考えている。

 菅氏 沖縄が受け入れがたい合意だと承知している。日米合意を原点としてスタートすることは日米関係、政治運営のために必要だ。沖縄の負担軽減につながることを優先的に進めることができないかと話し合いを進めている。小沢氏は沖縄と米国両方が納得できる知恵があるという趣旨のことを言ったが、知恵があるなら教えてほしい。

 【ねじれ国会】

 小沢氏 野党は菅政権に協力できないと話している。どう打開するか。

 菅氏 (1998年の)金融国会のように謙虚に話し合いをすれば、大きい問題であればあるほど野党も責任を感じて合意形成できることはあり得る。

 小沢氏 一定の理解は得られると思うが、本当に主張、考え方の違う問題はまったく動かなくなる。リーダーは打開策をきちんと考えておかないといけない。国民に約束した政策、主張を実行していくためには、参院でも過半数を有することが大事だ。このままだと最低でも6年。9年、12年の歳月をかけないと過半数というのはなかなか難しい。

 【民主党政策調査会】

 菅氏 昨年の政権発足時に小沢氏の主張で政策調査会(政調)が廃止されたが、政調復活を約束し、政調会長が内閣に入る形にした。代表になればまた廃止するのか。

 小沢氏 政調をやめるべきだと言ったのは事実。今なおそう思っている。政策会議の効果的運用で十分全員参加の議論ができる。

 【政治主導】

 菅氏 小沢氏は事業仕分けでいったん決まった新人議員の参加を止めた。内閣側は政治家が不足して苦労した。いろんなことが進んでいない大きな原因になっている。

 小沢氏 国会や党のポストが決まってから引き抜くと、玉突き(人事)やらで困るから最小限にしてくれと言っただけだ。政治主導のために副大臣、政務官を増員するのは賛成だ。

 【決意表明】

 菅氏 (1日に会談した)スペイン首相から日本の首相の名前をなかなか覚えられないと言われ、恥ずかしい思いをした。政権担当からまだ3カ月。しっかりした行政を継続させてほしい。

 小沢氏 鳩山由紀夫前首相が打ち出した「新しい公共」という考え方を継承したい。

 ▽質問への応答

 【挙党態勢】

 小沢氏 菅氏との会談では、ポストの話は一切出ていない。選挙の結果が何であれ、挙党態勢は当然のことだ。

 菅氏 適材適所で全員が参加できるという意味での挙党態勢は、一度も拒否したことはない。

 【首相・代表分離】

 小沢氏 議院内閣制では最大与党の党首が首相を務めるのが当たり前。(分離は)もってのほかだ。

 【政治とカネ】

 菅氏 カネと数をあまりにも重視する政治こそが古い政治だ。カネが無くても政治に参加でき、議論の中で合意形成ができる新しい政治が日本に必要だ。小沢氏の政治は、カネと数の原理が色濃くある。

 小沢氏 (検察審査会が起訴議決した場合の対応に関し)首相になるかどうか分からないので答えようがない。犯罪事実はないと検察当局から2度も不起訴の結論が出た。審査会のみなさんもよく理解してくれるものと信じている。私は逃げません。(説明について)証人喚問や政治倫理審査会(政倫審)で申し述べることについて、何もちゅうちょしていない。ただ、国会には強制捜査権がない。強制捜査を受け、何の不正もないということなので、そのことで国民の理解を得たい。

 菅氏 代表選に立候補したのでより説明しないといけない。国民の常識は国会でも受け入れられないといけない。

 【経済対策】

 菅氏 雇用を生み出すことが、デフレ脱却に近づくことになる。経済成長、財政再建、社会保障を進める上で雇用に徹底的に力を入れる。雇用拡大につながるものには、優先的に予算を付ける。

 小沢氏 急激な円高は何とかして止めなければならない。日銀の金融政策だけでの余地は狭まっている。海外資源への投資増などあらゆる形でやるべきだ。

 【消費税】

 小沢氏 所得税、住民税の大幅な減税や簡素化を考えている。消費税を含め税制全般の議論をしていくことは構わない。ただ(政権交代後の)4年間は上げない。(政策財源は)行政の無駄を省き捻出(ねんしゅつ)する。その作業を進めるべきだ。

 菅氏 社会保障と税制全般を一体的に議論する場が与野党でできるのは望ましい。次の臨時国会が始まる中で、そうした機運が進んでいくことが望ましい。

 【普天間問題】

 小沢氏 前進しなければ日米合意に何の意味もない。沖縄県民とも米国とも、良い知恵がないか話し合う余地はある。今、具体的な案を持っているわけではない。

 【第7艦隊発言】

 小沢氏 兵器や軍事技術の発達で前線に大きな兵力をとどめる意味はないと考えたから、米国は海兵隊もグアムに移転する。極東で海兵隊がいなくなれば第7艦隊が一番大きな存在になる。最低の軍事的プレゼンスとして極東に残ることは必要だ。

 【長期政権への決意】

 小沢氏 日本人は短期的に心配しすぎる。ドイツは連立政権をつくるのに2、3カ月かかった。より良いものをつくるための協議であれば、じっくり話し合う意識改革をした方がいい。

 菅氏 小沢氏という巨大な政治家との選挙を勝ち抜けば、国民から大きな力をいただくことができる。強い指導性を持って内外の課題に積極果敢に取り組む。

 【健康問題】

 小沢氏 20年近く前に心臓の病気をした。それ以後摂生を重ね、どのような職責に就いても健康は大丈夫だ。十分にやり抜ける。

 【衆院解散】

 小沢氏 私は一介の平議員だ。当選後に明確に答えたい。

 菅氏 任期がまだ3年ある。再選したら(任期を)大事に考えて、しっかり政権運営していきたい。

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