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許すな!憲法改悪・市民連絡会

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2010年8月 4日 (水)

菅伸子の解説する菅直人の憲法論

菅伸子の解説する菅直人の憲法論

 菅直人は憲法について何を考えているのか、その論が余りに少なく、あいまいだ。妻の伸子が「姉さん女房」で政治好きなことは有名だが、この度、幻冬舎から「あなたが総理になって、いったい日本の何がかわるの」という新書を出した。その最後の部分に憲法についての記述があるので紹介したい。実際のところ、菅直人の憲法論はこの程度である。(高田)

改憲?・護憲?
 菅は、かつての社会党的な「護憲」ではないですね。憲法を一字一句変えてはいけないとは思っていません。
 ならば「改憲」なのかと、すぐに短絡的に言う人が多いのですが、すぐに改正する必要も、あまり感じていないと思います。
 「憲法をまもる」といった場合、「改正しない」という意味の「護る」と、「憲法を遵守する」という意味とがあると思いますが、後者の考え方です。「国民主権の国会内閣制」とよく言っているのは、そういう意味です。
 国民主権については、かなりこだわりを持っています。
 「国会、内閣、裁判所は、機能としては分立しているが、国会こそが『国権の最高機関』である。国会は個民が選挙で選んだ代表によって構成されているから、国権の最高機関であり、だから国民主権なんだ」と力説しています。
「その国会議員が議員のなかから選ぶのが、内閣総理大臣であり、その総理大臣が、国務大臣を指名して、その大臣たちによって内閣は構成され、内閣のもとに財務省や外務省などの役所がある」とも説明しています。つまり、国民が一番上にあるのが、国民主権だという考えです。
 憲法にも、法律にもない事務次官会議が、事実上、すべての法律の提案権を持っていたことには、本気で怒っていました。
 第九条については、それが軸で政治が動いているとは思っていないと思います。
天皇制についても、左翼ではありませんから、廃止しろなどとはまったく考えていませんが、 右翼の人みたいに、戦前のような天皇主権にしろとも考えていない。
 その意味で、急いで変えなければならないとは思っていないのです。
 私自身は、いまの憲法は、なかなかよくできた憲法だと思っています。アメリカはよくぞこんな憲法を日本に用意してくれたと思いますよ。アメリカ人が理想に燃えて作ってくれたのではないでしょうか。あの時、日本がソ連に占領されていたら大変なことになっていたでしょう。

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