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許すな!憲法改悪・市民連絡会

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2010年8月 7日 (土)

自衛隊でのクーデターの話

「酒の席で冗談半分に」と予防線を張った上で書いてあるが、自衛隊の準機関紙といわれる「朝雲」のコラムである。こんな記事がまかりとおることが許されるのか。一種のクーデター待望論である。とんでもない話だ。誰か、国会で問題にすべきではないか。(高田)

http://www.asagumo-news.com/f_column.html
朝雲寸言2010/8/5付

 このところ宴会で政治の混迷がよく話題になる。先日、旧友たちとの酒の席で冗談半分に「どうして自衛隊はクーデターを起こさないのか」と聞かれて返答に困った。
  旧軍と違って自衛隊は民主主義の教育を受け、文民統制が徹底している、というのが正統な答えだろう。だがそれだと、民主主義の下で国民に選ばれた選良が政治をしているから、国民に不満はない、と言っていることと同じで、間違いではないが説得力がない。
  自衛隊は安定した職業であり、普通の勤め人と同じで会社への不満や社会への心配はあっても、安定した人生を棒に振るようなことは誰も考えていない、という答え方もある。が、そういう「軍隊」が国を守れるのかと聞かれたら、やはり困ったことになりそうだ。
  田母神元空幕長のような主張もあるが、という問いもあった。だが、彼も厳しい政治批判を展開してはいるが、クーデターまで主張しているわけではないと、半可通な答えになった。
  総じて言えば、自衛隊にクーデターの動機を与えるほど社会が疲弊したり、国民の政治に対する絶望感が蔓延しているわけではない。政治の混迷に眉をひそめる半面、政治の「混迷ショー」を楽しんでいる面もあるかもしれない。
  確かなのは、自衛隊に限らず多くの国民が国の将来を真剣に心配していることだ。選挙後の国会が始まったが、混迷脱出に向けて、まずは真摯な国会論戦に、期待をつなぎたい。

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