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2010年8月 6日 (金)

臨時国会:6日閉会 菅首相、展望なく民主党代表選へ

http://mainichi.jp/select/seiji/news/20100806k0000m010131000c.html
臨時国会:6日閉会 菅首相、展望なく民主党代表選へ
 ◇ねじれ対策 野党は様子見

 参院選後最初の臨時国会は6日閉会し、政局の焦点は9月14日の民主党代表選に移る。菅直人首相は消費増税など党内を刺激する発言を封印し、慎重答弁に終始。野党から「モラトリアム(一時停止)状態」と皮肉られるほど精彩を欠き、民主党内は代表選をにらみ、対抗馬擁立の動きでざわめいている。自民党は落選後も留任した千葉景子法相への問責決議案提出を検討したが、野党の足並みがそろわず見送る方針。野党各党は民主党代表選の行方を見極める構えで、「ねじれ国会」の本格攻防は秋の臨時国会に持ち越された。

 菅首相は計4日間の衆参予算委員会で「歴史に恥じぬ行動を取る」と決意を強調したが、答弁は発信力を欠き、反転攻勢のきっかけはつかめなかった。参院選敗北により、党内基盤が揺らいだことに加え、ねじれ国会での野党への配慮も必要で「安全運転」の答弁に徹したためだ。

 「2大政党ではない政党とも話し合って共有できる政策を共に実現できるよう努力する。公明党ともやれればありがたい」。首相は5日の参院予算委で、公明党の山口那津男代表にこう呼び掛け、連携に期待感を示した。参院での過半数割れを受けて、ねじれ国会を乗り切るメドをつけない限り政権基盤は回復しない。予算委に低姿勢で臨んだ首相には参院選敗北の後遺症を早めに取り除く狙いがあった。

 民主党内では参院選敗北の要因について、首相の消費増税を巡る発言との見方が大勢となっている。消費税発言に対する反省の姿勢は示しつつも、国会論戦に強いところをアピール。代表再選に向けた地歩を固めるというのが首相側の描いた基本戦略だった。

 しかし、党内外を見据えた首相の思いは今のところ、裏目に出ている。低姿勢の国会対応が党内支持層の失望を招き、代表再選路線にも黄信号がともり始めた。政権浮揚を図れない首相に対し、野党側も距離を置き、代表選、国会運営とも見通せない悪循環に陥った。

 山口氏は5日の予算委で、政権の現状について「今、モラトリアム状態。代表選後、どうなるか見極めたい」とあけすけに表明。野党側からすれば、先行きの見えない政権の提案には乗りにくい。税制改革論議を呼び掛けた首相に対し、山口氏は「与党の議論もまとまらず、制度設計もぐらぐら。それで『具体案を出せ』とは」と一蹴(いっしゅう)した。

 首相は論戦終了後、記者団に「建設的な形で意見を言ってもらえて良かった」と総括したが、薬害エイズ被害者の川田龍平氏(みんなの党)は「菅さんは厚生大臣だった時と、首相になってからで違ってしまった」と失望感を隠さない。守り優先の答弁には「トップリーダーというより、代表選の一候補者」(自民党の谷垣禎一総裁)との反応がもれ、首相は代表再選へのシナリオを描けずにいる。【田中成之】

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