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2010年8月11日 (水)

【首相談話】自民苦しい抗議 過去の談話の呪縛なお

http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/100810/plc1008102319031-n1.htm
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/100810/plc1008102319031-n2.htm
【首相談話】自民苦しい抗議 過去の談話の呪縛なお
菅直人首相が日韓併合100年にあたり首相談話を閣議決定したことを受け、自民党やたちあがれ日本は抗議を表明した。ただ、平成7年の「村山談話」は自社さ政権で発表し、その後の自民党政権も「植民地支配」や「侵略」への反省やおわびを繰り返してきただけに、一方的に批判できない苦しい事情が見え隠れする。(今堀守通)

 「小渕恵三元首相が『20世紀に起きたことは20世紀で解決しよう』と平成10年の日韓共同宣言を出したのに、談話は『未来志向』と言うより『後ろ向き』だ」

 自民党の谷垣禎一総裁は10日午後、記者団にこう論評した。その上で「竹島や防衛白書問題など最近の日韓をめぐる菅政権の対応に危(き)惧(ぐ)がある。国会などで明らかにしていかなければならない」と述べた。

 たちあがれ日本は平沼赳夫代表名で「与野党議員および世論の反対を無視し、朝鮮統治への『反省とおわび』談話が出たことは甚だ遺憾だ」とする抗議声明を発表。みんなの党の渡辺喜美代表も「個人的な『思い』を国家の意思として表明することは新たな国難を招く」とコメントした。

 安倍晋三元首相は山口県下関市で「歴史の評価は歴史家に任せ、政治は慎重であるべきだ。仙谷由人官房長官が自らの思いを満たすために出したのではないか」と語った。

 自民党は10日夕、外交部会を緊急開催した。「菅政権になって土下座外交が目立つ」(小野寺五典部会長)、「台湾やパラオなどにも出さねばならなくなる。北朝鮮にも謝罪するのか。拙速よりも拙劣だ」(佐藤正久参院議員)と批判が相次いだ。

菅談話は、日韓併合を「韓国の人々の意に反する」としてその無効性を示唆しており、村山談話をより踏み込んだ。併合後の朝鮮半島統治を「多大の損害と苦痛をもたらした」とした点もより自虐的な歴史認識だといえる。朝鮮半島由来の図書引き渡しもさまざまな個別補償に飛び火する懸念がある。

 ただ、菅談話が参考にしたという村山談話は自民党の閣僚も閣議で署名した。いわゆる従軍慰安婦の存在を認め、旧日本軍の関与を認める5年の河野談話は自民党政権の宮沢喜一内閣が出した。17年には戦後60年にあたり小泉純一郎首相(当時)が村山談話を踏襲する談話を発表した。

 つまり「反省とおわび」はむしろ自民党ハト派のお家芸だったわけだ。自民党が菅談話を国会で追及しても「過去の自民党政権の談話を踏襲した」とかわされる公算が大きい。

 歴史・外交にからむ政治談話はその後の政権を束縛していく。自民党はそれを身を持って知っているのだから、今こそ過去の談話を総括すべきではないか。

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