無料ブログはココログ

許すな!憲法改悪・市民連絡会

« アフガンでの米兵死者数最悪 6月、昨年10月以来 | トップページ | 日米共同声明見直しを=9日に意見書可決-沖縄県議会 »

2010年7月 6日 (火)

外交・安保論争が低調=「普天間」避ける首相-参院選

事実はこの通りである。普天間問題は争点から外された。この点で民主党の責任は重い。メディアの報道の在り方でもそうだ。私たちは本日、普天間問題のアンケート調査の結果をサイトで発表した。(高田)
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol
外交・安保論争が低調=「普天間」避ける首相-参院選

 参院選は終盤に入ったが、外交・安全保障に関する論争は低調だ。鳩山前政権の崩壊につながった米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)移設問題が争点になるとみられたが、菅直人首相が同県名護市辺野古への移設を明記した日米共同声明を堅持する「現実路線」を打ち出した結果、民主、自民両党の主張の違いはあいまいになった。首相が言及を避ける中で、沖縄の負担軽減の具体化や日米関係の立て直しといった課題が置き去りにされている。
 カナダでの主要国首脳会議(サミット)から帰国後、連日のように街頭で支持を訴える首相。主張の大半は税制・財政改革や成長戦略で、普天間問題に触れることはない。5日に訪れた徳島市での街頭演説では珍しく外交に触れ、「サミットに出掛け、オバマ米大統領と信頼関係を築くスタートが切れた」と自賛したが、普天間移設に関する言及はなかった。
 首相が普天間問題に立ち入らないのは、鳩山由紀夫前首相が「最低でも県外移設」にこだわり、迷走を重ねた反省からだ。民主党は衆院選マニフェストに記載した「(米軍再編について)見直しの方向で臨む」との文言を参院選では削除。「日米同盟を深化させる」と米国重視を鮮明にした。
 自民党のマニフェストにも「日米同盟体制の堅持・深化」と明記され、民主党と大差はない。自民党の谷垣禎一総裁は街頭で「(民主党は)ぐるぐる回って自民党と同じ考えに戻ってきた。沖縄との信頼関係をズタズタにしただけだ」と批判するが、民主党が辺野古移設に立ち戻った結果、争点化しにくくなったのは否めない。
 辺野古移設に反対して連立を離脱した社民党は「県外・国外への移設」を掲げ、共産党も普天間の無条件撤去を主張する。しかし、普天間問題は消費税見直し論争の陰に隠れがちだ。
 5月の日米共同声明には辺野古移設のほか、鹿児島県・徳之島を含めた訓練の県外移転や、沖縄本島東側に設定された米軍の「ホテル・ホテル訓練区域」の使用制限の一部解除なども盛り込まれた。こうした負担軽減策をどう実現していくのか。また、在日米軍による抑止力の在り方や緊迫化する北朝鮮問題にどう対応するのか。これらの道筋は見えないままだ。(2010/07/06-17:18)

« アフガンでの米兵死者数最悪 6月、昨年10月以来 | トップページ | 日米共同声明見直しを=9日に意見書可決-沖縄県議会 »

日米関係」カテゴリの記事