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許すな!憲法改悪・市民連絡会

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2010年5月 1日 (土)

「浅瀬・徳之島」も頓挫? 普天間問題、海図なき船出 再び

http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/100501/plc1005010810011-n1.htm
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/100501/plc1005010810011-n2.htm
「浅瀬・徳之島」も頓挫? 普天間問題、海図なき船出 再び
2010.5.1 08:09
このニュースのトピックス:安全保障
官邸に入った鳩山由紀夫首相=30日午前、首相官邸(酒巻俊介撮影)

 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾(ぎのわん)市)移設問題が混迷する中、鳩山由紀夫首相は5月4日、就任後初めて沖縄県を訪問する。仲井真弘多(なかいま・ひろかず)知事らとの会談で事態打開を探る考えだが、政府案は“生煮え状態”にあり、色よい返事はもらえそうにない。海図なきまま航海に乗り出した首相が、対米公約の「5月決着」にたどり着く可能性は限りなく低い。(加納宏幸)

                   ◇

 「沖縄県民のみなさんの声を大事にしたい。今の時点での政府の考え方を申し上げたい」。首相は30日夜、首相官邸で沖縄訪問の意義をこう語った。

 「今の時点の考え方」とは、米軍キャンプ・シュワブ(同県名護市)沿岸部に移設する現行案(日米合意案)のV字滑走路2本のうち1本を沖合に移動させ、工法を埋め立て方式から杭(くい)打ち桟橋(QIP)方式に変更した「浅瀬案」。これに鹿児島・徳之島に最大1千人の海兵隊員を移転させる策を組み合わせる方向で固まりつつある。

 だが、沖縄、徳之島とも強く反発している上、社民党は連立離脱も辞さない構えを見せており、八方塞(ふさ)がりに陥っている。

 首相は窮地に追い込まれるとトップとの“直談判”で決着を狙う傾向が強い。12日にはオバマ米大統領との夕食会中の非公式首脳会談を決行。28日には、徳之島の実力者である徳田虎雄元衆院議員と会談した。

 沖縄訪問も「政府案が固まっていない段階では成果がない」と周囲が制止するのを振り切って決めた。

 だが、オバマ、徳田両氏との会談は失敗に終わっており、よほどの腹案がなければ仲井真氏らの譲歩を引き出すのは難しい。

 そんな首相の苦悩を見透かしたかのように社民党の福島瑞穂党首は30日朝、首相に電話で「(浅瀬案で)地元の同意は得られない」とクギを刺した。沖縄選出の喜納昌吉参院議員(民主党)も官邸を訪れ、首相に「無理がある」と伝えた。

 「そうなのかなあ…」。首相は力なく答え、「沖縄県民も徳之島の方も納得できる方法に持っていきたい。一度約束したものはしっかり守りたいのだが…」と述べ、自らが「約束」した県外への全面移設を断念したことを告げたという。

 首相は沖縄訪問で稲嶺進名護市長との会談にも臨む考えだが、稲嶺氏の理解を得るのは仲井真氏よりも難しい。予定した県民との対話は警備上の理由で中止。首相はシュワブ視察も希望しているが、これも中止となる可能性がある。

 これほど県内移設反対の声が沖縄で強まったのは首相がいたずらに「県外」を主張し、期待を抱かせたためだ。仲井真氏は30日、首相訪問を「大歓迎だ」としながらも「県外という公約と県内に戻ってくるという考え方にどういう脈略があるかが分からない。県外をどこまで検討してきたのか」と不信を露(あら)わにした。

 首相に近い関係者は首相の心中をこう推し量る。

 「政権は5月末決着を絶望視し、すでにダメージ・コントロールに入っている。努力している姿を見せることに意義があるんだ」

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