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許すな!憲法改悪・市民連絡会

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2010年5月24日 (月)

沖縄県庁に入る鳩山由紀夫首相の車に向かって抗議する人たち=23日午前、沖縄県庁前、

http://www.asahi.com/politics/update/0524/SEB201005230044.html
http://www.asahi.com/politics/update/0524/SEB201005230044_01.html
「怒」「怒」「怒」… 辺野古表明、沖縄県民が抗議の波

沖縄県庁に入る鳩山由紀夫首相の車に向かって抗議する人たち=23日午前、沖縄県庁前、上田潤撮影

 怒りと失望の声が、沖縄を覆った。23日、2度目の沖縄訪問で、米軍普天間飛行場の名護市移設を明言した鳩山由紀夫首相。政権交代以来、迷走する政権に一喜一憂しながらも、かすかな期待をつないできた人たちは、首相の行く先々で抗議の声をあげた。

 鳩山首相と仲井真弘多知事の会談中、県庁に隣接する県議会前では48人の県議のうち36人が座り込み、「県内移設反対」「首相は公約を守れ」と拳を突き上げた。首相側からの面談の申し出を「アリバイ作りに利用されるだけだ」と断っての異例の座り込み。自民から民主、共産まで各会派の県議が加わった。高嶺善伸議長は「政府は『地元は説得できない』ということを把握すべきだ」と力説した。

 民主県連幹事長の新垣安弘県議は「首相への抗議や糾弾ではなく、県民の思いをメディアを通じて県外に伝えられるなら」と参加した。前回の首相訪問以来、支持者からの批判を浴び続け、この日も拡声機を通じて聞こえてくるのは鳩山首相への批判ばかり。「複雑な思いはある」ともらした。

 県庁前では約千人が鳩山首相の到着を2時間前から待ち構えた。首相の車列が近づくと、一斉に「怒」と書かれた黄色い紙を掲げ、「政府の裏切りを許さないぞ」「県民のワジワジー(憤り)を聞け」と声を上げた。

 大学4年生の山内真美さん(21)は、県内移設反対のシンボルカラーである黄色のTシャツ姿で参加した。「もし辺野古に基地を造ったら、また何十年も沖縄は苦しみ続ける。どうしてまた沖縄なんですか」

 自宅は普天間飛行場がある宜野湾市の隣の西原町。大学の講義が騒音で中断することもある。だが、絶望はまだしていない。「今しかチャンスはない。希望は捨てたくない」

 「人をバカにしているとしか思えない」と憤慨していたのは、米軍嘉手納基地の近くに住む沖縄市の主婦小島久子さん(62)。政権交代で名護市での基地建設が止められると期待したが、1年たらずであっさり裏切られた。「民主党への信頼は失われたが、自民党にも戻りたくない。もう選挙には期待できない」

 鳩山首相が名護市長らと会談した名護市の万国津梁館前でも約150人が集まった。 

 「14年間も基地建設を止めてきた沖縄の人の思いの重さを首相は分かっているのか。2、3回来れば受け入れると思われているのが悔しい」。名護市辺野古の金城武政さん(53)は無念そうにこう語った。

 35年前、金城さんの母親は米兵の強盗犯にブロックで殴られて殺害された。事件後、酒浸りになった父の生活は荒れた。高校を出た金城さんは沖縄を離れた。就職先の東京で知ったのは、沖縄への無関心。故郷に基地が造られることが耐えられず、11年前に辺野古に戻った。「金が入っても、生活はめちゃくちゃになる。基地は絶対にだめだ」

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