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2010年3月19日 (金)

<スコープ>普天間移設 県内で調整 候補地絞れぬまま 米ペース交渉に? 

http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/scope/CK2010031902000115.html
<スコープ>普天間移設 県内で調整 候補地絞れぬまま 米ペース交渉に? 

2010年3月19日 紙面から

 政府が米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設問題で、県内の複数候補地の模索を続けている。浮上した地元自治体の反発が強く、一カ所に絞り込めそうにないからだ。複数案を米国に提示した場合、いずれも拒否される可能性すらあり、着地点は見えてこない。(竹内洋一)

 鳩山由紀夫首相は十八日夜、「米国にも理解を得られるように、さらに沖縄が中心となると思うが、国民の皆さんにも理解を求められるような解決策を示す」と記者団に述べ、県内移設で決着させる考えを示唆した。

 政府は米軍キャンプ・シュワブ陸上部(名護市)を軸に、米軍ホワイトビーチ沖(うるま市)も加え移設案を調整している。政府内からは、候補地は「いっぱいある」(高官)という声すら漏れる。移設先を絞り込めていないということだ。

 岡田克也外相は今月末、クリントン米国務長官、ゲーツ国防長官と相次いで会談したい意向だ。普天間問題が主な議題になるが、平野博文官房長官は米国に政府案を伝える場にはならないとの見通しを示している。

 政府案が十分に煮詰まっていない中で対米交渉に入っても、日本ペースで進むわけがない。日本が複数案を示せば、米国に移設先を選んでもらう形になるからだ。平野氏は「交渉していく中で修正が入ってくる」と提案を修正する可能性に早くも言及した。

 仮に、米国との合意にこぎ着けたにせよ、地元の同意を得るのは簡単ではない。政府は米国と協議する案を公表しない方針で、地元自治体にとっては、突然、米軍基地を押しつけられることになる。

 移設先に挙がる名護市、うるま市とも、すでに受け入れ拒否を表明。政府が県内移設を強行する場合、平野氏が引責辞任する収拾策もささやかれるが、昨年の衆院選で「県外・国外移設」を訴えた首相の威信がさらに傷つくことは確実だ。

 最悪のシナリオは、五月末までに米国との合意を果たせず、普天間飛行場が継続使用される展開だ。米政府がシュワブ沿岸部に移設する現行計画が最善とする姿勢を変える兆しはない。県内二案は過去の日米協議で検討されたが見送られた経緯もあり、日本の代替案がすべて拒否される事態も否定できない。

 首相は「必要であれば、当該地域にお邪魔することも考えていきたい」と記者団に述べた。

 首相が移設先を訪問するのは「最終決定の状況」(平野氏)になる。首相が五月中に沖縄の地を踏めなければ、進退論の浮上は避けられないとの見方が政権内には強い。

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