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2010年2月27日 (土)

海埋めるな=陸上案容認? 小沢氏 辞任論けん制か

http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/scope/CK2010022702000087.html
<スコープ>海埋めるな=陸上案容認? 小沢氏 辞任論けん制か

2010年2月27日 紙面から

 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設問題で、民主党の小沢一郎幹事長の動向が注目されている。政策は政府が決めるのが原則だが、小沢氏の非公式な発言がこれまでも影響してきた。特に、この難題では小沢氏が自らの「決定力」を誇示し、政治力を保ちたい思惑もちらつく。 (高山晶一)

 「沖縄の総意をきちっと踏まえてやらなくちゃいけない。青いきれいな海を埋め立てることは考えられない」

 二十五日夜、都内の料理店で小沢氏と会食した新党大地の鈴木宗男代表によると、小沢氏はこう漏らしたという。

 「海を埋めるな」という従来と同じ言い回しは、素直に読めば、同県名護市の辺野古沿岸部に移設する現行計画に反対という意味だ。しかし、同市キャンプ・シュワブ陸上部への移設案が政府内で浮上しているだけに、深読みすれば「海を埋めなければいい」と黙認したととれなくもない。

 発言のポイントは、この時期にわざわざ言及した政治的意図だ。

 小沢氏側近は「普天間問題で泥をかぶる覚悟だ」と解説する。実際、昨年も連立離脱カードをちらつかせ、年内決着の阻止に動いた社民党に肩入れし、先送りへの流れをつくった。

 陸上案が浮上し、小沢氏がここで沈黙していては、影響力を行使できない。鈴木氏を通じて発言を政府に伝え、小沢氏の意向を忖度(そんたく)する展開になることを期待した可能性も否定できない。

 小沢氏は鈴木氏に「政府が判断した暁にはきちっとまとめないといけない。党のできる協力はしていきたい」とも述べた。民主、社民、国民新の与党内の意見対立は自分が抑えるとアピールしたようにも聞こえる。

 また、小沢氏は米政府の招請を受けて五月の大型連休前後に、訪米する方向で調整している。オバマ米大統領との会談が実現すれば「普天間問題が重要な課題になる」(参院幹部)。政府が移設先を決める期限とした五月末を前に、決定力を示せると踏んだものともいわれる。

 ただ、小沢氏が普天間問題に積極的にかかわるのは、苦しい立場の裏返しでもある。民主党内では「小沢氏が進退を判断しないと参院選は絶対勝てない」(若手)など辞任論がくすぶったままだ。この問題も小沢氏に任せるしかないとなれば、党内の辞任論を抑えられる。そんな苦肉の策との見方もある。

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