無料ブログはココログ

許すな!憲法改悪・市民連絡会

« 特集ワイド:愚問ですが 年齢制限と離党 前自民党副総裁・山崎拓さんに聞く | トップページ | 参院選前に新党結成=「民主の過半数阻止」-平沼氏 »

2010年1月16日 (土)

インド洋給油終了 薄れる日本の存在感

http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2010011602000083.html
インド洋給油終了 薄れる日本の存在感

2010年1月16日 朝刊

15日午前、インド洋北部のアラビア海で、最後の給油活動を終え、パキスタンの艦艇にヘルメットを振る海上自衛隊の補給艦「ましゅう」の乗組員。奥は護衛艦「いかづち」=共同

 海上自衛隊によるインド洋での給油活動は十六日午前零時、新テロ対策特別措置法の期限切れにより八年の活動を終了した。最後の補給先はパキスタン艦で、補給艦「ましゅう」と護衛艦「いかづち」は来月上旬に帰国する。小泉政権が米ブッシュ政権の「対テロ戦争」を支援するため始めた給油活動の終幕は政権交代の目に見える転換だが、日本の国際貢献は先細り、日米同盟にも影を落とすことになる。

 「国民の誇りだ」。十五日、テレビ電話で派遣部隊をねぎらった北沢俊美防衛相。だが、鳩山政権にとって撤収は政権交代をアピールするテーマだった。

 給油活動は米中枢同時テロが起きた二〇〇一年九月、当時の小泉純一郎首相が打ち出したもの。ブッシュ大統領(当時)との「蜜月」の象徴だった。

 しかし、テロとの戦いに参加したことで、自衛隊は初めて他国の軍事作戦に協力。日米の連携は世界規模へと拡大した。テロ抑止を目的としながら、イラク攻撃に参加した米空母への間接給油が明らかになるなど、目的外の給油も取りざたされるなど多くの問題を抱えた派遣だった。

 野党だった民主党は反対。給油量もピーク時に比べ十分の一以下に減少し、必要性は薄れていた。社民党が連立に加わったことで撤収は政権の大前提に。福島瑞穂社民党党首も「政権交代のひとつの結果」と強調する。

 だが、国際貢献で日本の存在感は薄れる。アフガンでは国際治安支援部隊(ISAF)に四十三カ国が参加しているが、撤収により主要八カ国(G8)でアフガンでの「テロとの戦い」に参加しないのはロシアと日本だけだ。

 日本はアフガンへの民生支援で総額五十億ドル(約四千五百億円)の拠出を決めたが、アフガンには民間人を送り込むことは難しく、顔が見える貢献となるかは疑わしい。

 また「テロとの戦い」に参加後、日本は米中央軍司令部(フロリダ州タンパ)に自衛官の連絡官を派遣。テロ情報を受けていたが、撤収で情報量が大幅に減る恐れがある。

 北沢氏は「広い意味で国際貢献をどうしていくか、さまざまなオプションを研究している」と話すが、鳩山政権の国際貢献戦略は、なお明らかではない。 (三浦耕喜)

« 特集ワイド:愚問ですが 年齢制限と離党 前自民党副総裁・山崎拓さんに聞く | トップページ | 参院選前に新党結成=「民主の過半数阻止」-平沼氏 »

自衛隊海外派兵恒久法」カテゴリの記事