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許すな!憲法改悪・市民連絡会

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2010年1月 5日 (火)

首相年頭会見詳細・日米関係・憲法問題

国会議員として憲法論議は必要だと一般論に紛れ込ませながら、鳩山首相はかつて自ら出版した「新憲法試案」を再確認した。その中身は安全保障という以上に地域主権問題だと弁解している。しかし、これは安全保障問題=9条問題を否定したわけではない。憲法の議論は与党3党、特に民主党の中での議論が必要だ、超党派の議論が必要だという。これは自民党に乗ずる隙を与えている。
質問に答えて、憲法審査会を動かすかどうかについては、与野党の協議で決めろと言う。鳩山首相は、憲法審査会の設置を旧自公政権与党が強行した経過を真剣におさらいすべきだろう。こんな無責任な発言は審査会の始動につながる恐れがある。連立与党の社民党は、この鳩山発言に釘を刺すべきだ。改憲に手を付けない、憲法審査会は法律の制定過程から見て問題が大きいし、またその内容も国会の超党派の合意を不可能にしてつくられた、仕切り直しが必要だと。この発言はあいまいにしてはならない。放置すれば、たびたび出てくる。それが改憲の世論準備につながる。(高田)

http://www.asahi.com/politics/update/0104/TKY201001040173_04.html
 【日米関係】

 ――今年は日米安保50周年の節目の年。首相が考えている同盟関係、日米同盟の理想的なあり方というのは、どのようなものか。具体的なイメージをお聞かせ願いたい。

 「私は日米安保が改定されて50周年の今年は、ある意味で大変、大きな年だと。むしろ、それを、ぜひ、チャンスとして活用したい、そのように考えております。すなわち、日米同盟、これは、安全保障というものが軸になることは言うまでもありませんが、様々なレベルで、日本とアメリカがお互いに不可欠な関係にあるんだということを示していることが重要だと思います。グローバルな課題もございます。気候変動の問題もあるし、あるいは、核不拡散の問題もあります。こういった問題に対しても、むしろ、積極的にお互いの立場というものを主張できる、言うべきことは、しっかりと言いながら、お互いに信頼関係を増していく。言いたいことがあっても、どうせ難しいからといって、相手に対してただ従うということではなくて、言うべきことははっきりと申し上げることができる。そして、その中で、むしろ信頼関係を高めていく。こういった日米関係というものをつくりあげていきたい。重層的な形で、日米同盟を深化させる大事な年だと、私はそのように考えております」

 【憲法改正】

 ――過去に首相は新憲法試案を出している。昨年末も言及している。今国会で改憲に着手する考えはあるか。その場合、どこをどのよう改正するのか。改憲への議論をどう進めるのか。憲法審査会を動かす考えはあるか

 「憲法に関しては、当然政治家ですから、自分なりの憲法というものはかくあるべしという議論は、当然政治家ですから、国会議員ですから、一人ひとりがもちあわせるべきだと思いますその意味で私は自分としての、自分が理想と考える憲法というものを、私案として世に問うたところでございます。それはむしろ安全保障ということ以上に、地域主権という国と地域のあり方を抜本的に変えるという思いでの発想に基づいたものでございました。ただ一方で、内閣総理大臣として、憲法の順守規定というものがございます。その順守規定、当然憲法を守るという立場で仕事を行う必要がございます。そのことを考えた時に、憲法の議論に関しては、いわゆる与党、連立与党3党、特に民主党として民主党の考え方というものを、憲法の議論を進めていくなかでまとめていくことが肝要かなと、そのように思っておりまして、私はやはり憲法の議論というものを国会議員として抜きにするべきではないと、そのような発想を持ちながら、しかし今の現実の経済の問題などを、国民の皆様方の切実な問題を解決させていくことが、政府の最重要課題だという状況なのかと。それからやはり順守規定のなかで、憲法の議論は与党のなかで、またこれは超党派でと言うべきだと思いますが、しっかりと議論されるべきではないかと、そのように思っております。従って憲法調査会(憲法審査会)の話も、国会のなかで与党と野党との協議でお決めになっていただくべき筋の話だと、そのように思っております。

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