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2009年12月28日 (月)

ミャンマー:スーチーさん解放へ 来年の総選挙直前にも

http://mainichi.jp/select/today/news/20091228k0000m030093000c.html
ミャンマー:スーチーさん解放へ 来年の総選挙直前にも

2009年12月28日 2時35分

 【バンコク西尾英之、北京・浦松丈二】軍事政権下のミャンマーで来年予定される総選挙直前に、自宅軟禁中の民主化運動指導者アウンサンスーチーさん(64)が解放される可能性が高まってきた。複数の情報筋が毎日新聞に明らかにした。スーチーさん率いる最大野党「国民民主連盟」(NLD)も総選挙に参加する可能性が強まっている。

 軍政は国際社会が求めるスーチーさん解放に応じた場合の総選挙への影響を慎重に検討してきた。解放しても選挙結果に大きな影響はなく、軍による実質的な支配体制は揺るがないとの自信を深めている模様だ。

 軍政は今年8月、スーチーさんに対し、米国人がスーチーさん宅に侵入した事件を利用して軟禁措置を1年6カ月間延長、総選挙終了までスーチーさん「拘束」を継続する姿勢を鮮明にしていた。

 一転してスーチーさん解放に応じる可能性が高まったのは、今年1月発足したオバマ米政権が制裁一辺倒の対ミャンマー政策を対話路線に大きく転換させたことが契機となった。

 米国のキャンベル国務次官補は11月初め、米高官として14年ぶりにミャンマーを訪問し、軍政のテインセイン首相、スーチーさんと相次いで会談。双方に当事者間の「対話」を要請し、総選挙へ向けた一連のシナリオを提示した可能性がある。

 特に軍政に対しては、国際社会が総選挙に求める「自由、公正かつすべての関係者が参加する」との条件を満たすよう、国民民主連盟の参加を強く求めたとみられる。

 軍政に近い筋によると、軍政は「スーチーさんを解放し、国民民主連盟を選挙に参加させたとしても、国民民主連盟の獲得議席は全体の4分の1程度にとどまる」と分析。解放のタイミングについて「投票日直前」で固めつつあるという。一方、軍政と太いパイプを持つ中国政府関係者も「選挙前にスーチーさんが解放される可能性が高い」と語った。

 一連のシナリオが実現すれば国際社会は「ミャンマー民主化で進展が得られた」と評価できる。

 一方の軍政側も「選挙の正統性」をアピールし、選挙後の国際社会への本格復帰への足がかりを築くことができる。

 選挙の時期は来年3~4月、もしくは秋ごろとみられている。
 ◇アウンサンスーチーさんの自宅軟禁とは……

 スーチーさんは88年、英国から帰国して民主化運動に参加。この年クーデターで実権を掌握した軍政はスーチーさんの影響力を恐れ、翌89年に自宅軟禁にし、95年7月まで継続した。その後、00年9月~02年5月に2回目。03年9月からの3回目は今年5月に期限切れの予定だったが、米国人のスーチーさん宅侵入事件に絡んで当初の懲役3年の判決を1年6月の自宅軟禁に減刑し、軟禁は継続中。スーチーさんは帰国後の21年のうち約14年を事実上拘束下に置かれている。

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