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2009年12月29日 (火)

『グアム』連立の火種 普天間 5月結論で一致も…

http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2009122990070550.html
『グアム』連立の火種 普天間 5月結論で一致も…

2009年12月29日 07時05分

 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設問題で、政府と社民、国民新両党は二十八日、首相官邸で移設先をめぐる検討委員会の初会合を開催した。社民党が唱えるグアム全面移設案に対し、鳩山由紀夫首相が否定的な考えを示した直後の顔合わせ。来年五月をゴールに見据えるが、同案への対応が連立政権を揺るがす火種となった。 (三浦耕喜)

 初会合には平野博文官房長官や外務、防衛両省の副大臣のほか、社民党の阿部知子政審会長、国民新党の下地幹郎政調会長が出席。来年一月までに各党が移設先の案を提示し、同五月をめどに結論を出すことで一致した。

 同問題をめぐり、与党内で波紋を広げるのが、グアム移転に関する首相の発言。首相は二十七日には、「グアムにはもう八千人の海兵隊が移ることが決まっている。それ以上は難しいのではないか。特に抑止力の観点から難しい」と述べた。

 これに対し、社民党は名護市辺野古沿岸部に移す現行案に反対し、県外・国外への移設を目指して、グアムを最有力候補地に位置付ける立場。重野安正幹事長は首相の発言について「ちょっと感覚を疑う」と激しく反発している。

 このため、平野氏は、初会合に先立ち、記者会見で「グアムを排除しているつもりはない」と、社民党に配慮してみせた。

 その一方で、平野氏は社民党の同委メンバーに当初予定された沖縄選出の照屋寛徳衆院議員に代えて、阿部氏を一本釣り。というのも「『沖縄の心』で押し通されれば、議論は永久にまとまらない」(防衛相幹部)からだ。

 平野氏の狙いは、社民党のガードを少しでも緩めること。結論のめどとする来年五月は、夏の参院選の直前。政権内で影響力の増す民主党の小沢一郎幹事長が現行案に否定的な考えを重ねて示したこともあり、社民党が存在感を示そうと、さらに攻勢をかけてくることが予想される。

 しかし、沖縄以外の国内に移設するのも困難で、政府内には「結局、辺野古以外に候補地は見当たらない」との見方が強い。首相も訪問先のインドで記者団に、米側の意向を配慮する考えを示しており、社民党も納得するような答えを見つけるのは容易ではない。

 社民党が強硬に国外・県外を主張して与党協議が頓挫した場合は「社民党には先祖返りしてもらえばいい。元は野党だったのだから」(民主党の閣僚の一人)と連立解消の声も出ている。

◆官僚トップが説明

 滝野欣弥官房副長官(事務担当)は二十八日午後、普天間問題に関する政府と社民、国民新両党の検討委員会の初会合の内容について記者団に説明した。鳩山内閣は事務次官の記者会見を禁止するなど政治主導を掲げており、重要な政治課題の説明を官僚トップの滝野氏が行うのは初めて。平野博文官房長官が指示した。

 平野氏としては、中立的な立場の事務方に説明を委ねることで、政府・与党内の意見の違いが表面化することを避ける狙いがあったとみられる。会議後、社民党はメディアに説明する機会を設けなかったが、国民新党の下地幹郎政調会長は記者団の質問に応じた。

(東京新聞)

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