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2009年12月10日 (木)

普天間めぐり米国、連立、沖縄 三方美人外交 首相、限界近く

http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2009121090065738.html
普天間めぐり米国、連立、沖縄 三方美人外交 首相、限界近く

2009年12月10日 06時57分

 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設問題をめぐり、「日米合意」「連立与党」「沖縄県民」をそれぞれ重視する鳩山由紀夫首相の姿勢が限界に近づいた。三者のすべてを納得させる答えはなく、袋小路に入りこんだ格好だが、米国は対日不信を強め、沖縄では県外移設への期待感が高まるばかり。近く決める政府方針が結論を先送りするような内容になれば、事態はさらに複雑になる。 (竹内洋一)

 政治家としては珍しく、敵をつくらない個性が、首相を現在の地位にまで押し上げたのは確かだろう。その分、政権トップとして、軋轢(あつれき)を恐れず指導力を発揮する場面はなく、普天間問題は混迷を深めている。

 首相は九日、記者団に「かなり難しい局面だ」と認めるとともに「解決策はある。最後は私が決める」と、十八日までに決断する考えを重ねて示した。

 首相が模索しているのは、(1)沖縄県名護市辺野古に移設するとした日米合意(2)県外移設や負担軽減を求める沖縄県民の思い(3)現行計画に反対する社民党との連立維持-を同時に満たす「細い一筋の道」だ。

 首相は一時、現行計画追認を視野に入れた形跡がある。沖縄県の仲井真弘多知事と先月末に会談した際には、今月中旬までに決着を図る意向を伝えた。だが、連立政権内の調整役が不在で、根回しは進んでいなかった。

 現行案容認の兆候を察知した社民党の福島瑞穂党首は、民主党の小沢一郎幹事長から連立重視の確約を取り付けた上で、離脱カードをちらつかせた。福島氏は九日の記者会見でも「首相が衆院選期間中に県外・国外移設と言ったのは公約だ」と念を押した。

 問題の長期化によって、一度は受け入れを決めた名護市では、県外移設論が沸騰している。来年一月二十四日の市長選で移設反対派が当選すれば日米合意は暗礁に乗り上げる。

 逆に、普天間飛行場のある宜野湾市にとっては、基地が固定化しかねない状況だ。平野博文官房長官は九日の記者会見で、ヘリ訓練の移転を念頭に「騒音除去など県民の負担をいかに軽減していくかが第一義だ」と述べ、移設先の確定より負担軽減策を優先させる姿勢を示した。

 ただ米国が辺野古移設を前提としない負担軽減策を受け入れる可能性は皆無に近い。首相は九日、政府方針について「だいぶ煮詰まってきている」と強調したが決断次第では再び「反米政権」と警戒される懸念も出てきた。

(東京新聞)

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