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2009年9月28日 (月)

普天間、見えぬ打開策 「県外」「早期解決」板挟み

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090928-00000048-san-pol

普天間、見えぬ打開策 「県外」「早期解決」板挟み

9月28日7時56分配信 産経新聞
 ■北沢防衛相、沖縄訪問も…

 北沢俊美防衛相は27日、3日間の沖縄訪問を終えて帰京したが、最大の懸案である米軍普天間飛行場(宜野湾市)の移設問題では、解決の糸口を見いだすことはできなかった。鳩山政権は当初方針どおり県外移設を模索しているが、米国は自民党政権時代の日米合意に基づき、県内(キャンプ・シュワブ沿岸部=名護市)移設を譲る気配はない。県内移設を容認する仲井真弘多知事らと県外移設支持の県議会などとの対立もある。鳩山由紀夫首相は早期決着の姿勢を打ち出したが、膠着(こうちゃく)状態を打開する道は険しい。(赤地真志帆)

                   ◇

 ≪理想と現実≫

 鳩山首相や岡田克也外相が県外移設方針を崩さない中で、北沢氏はこれまで、「できれば県外という希望は理解できるが、難しい道のりだ」と、問題解決が容易ではないことを率直に認めてきた。今回の沖縄訪問は、その打開策を見つけるための旅だった。

 だが、訪問初日の25日、仲井真知事は会談で、北沢氏に、「(民主党が言う)県外移設は現実的なのか」と問いただした。米政府が合意事項の変更に応じない中、県外移設にこだわれば普天間問題が長引くことは確実。知事が「街のど真ん中にある普天間は非常に危険で、騒音も激しい。やむを得ず(県内に)移さなければならないという選択に立っている」と早期解決を求めたのに対して、北沢氏は「理想の中で現実を見失うのは必ずしも得策ではない」と、知事の問題意識を追認するしかなかった。

 ≪ねじれ≫

 一方、その直後に会談した沖縄県議会の玉城義和副議長らは、逆に普天間の県内移設撤回を北沢氏に求めた。自公両党の支持で当選した知事に対して、昨年6月の県議会選挙で県政の与野党の議席数は逆転している。

 玉城氏「狭い県土で県内移設をするのは説得力がない。右のポケットから左のポケットに荷物を移すようなもの。衆院選で(民主党など)移設反対の候補が全選挙区で勝利を収めた事実を受け止めてもらいたい」

 北沢氏「県議会の総意は承知しているが、知事と県議会の勢力がねじれている。政権を取ったから知事の立場を全否定するというわけにもいかない」

 民主党は昨年7月に策定した「沖縄ビジョン」で普天間飛行場の県外移設を打ち出したが、衆院選マニフェスト(政権公約)では「見直しの方向で臨む」と表現を弱めた。現実的な対応を取る余地を残したものだが、あちらを立てればこちらが立たずという状況に変わりはない。

 ≪代替案なく≫

 「米軍機がきのうもきょうも上空に展開している。いつでも事故が起こりえる」。宜野湾市の伊波洋一市長は26日、普天間飛行場の視察に訪れた北沢氏に住宅密集地にある基地の危険性を訴えた。

 同じ日に行われた移設予定地キャンプ・シュワブを抱える名護市側との会談。「われわれは別に基地がほしくて誘致しているわけでも何でもない。とにかく普天間の危険な状況を除去したいという思いで協力してきたんだ。県外移設ができるなら大歓迎だが、そうでないならいたずらに問題解決を先延ばししないでほしい」と迫られると、北沢氏は「皆さんが急いでほしいという意味が分かった」と言葉少なに答えた。

 県外移設に踏み切れば、新たな移設地の確保に時間がかかり、普天間飛行場の危険はそれだけ続く。政権内には現計画を沖合に微修正する案や県内の米軍嘉手納基地への統合などの代替策も浮上しているが、具体像は固まっていない。

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