無料ブログはココログ

許すな!憲法改悪・市民連絡会

« 【正論】民主党政権発足に寄せて ジャーナリスト・櫻井よしこ | トップページ | 「増派なければ失敗」と警告=アフガン駐留米軍司令官が報告書-米紙 »

2009年9月21日 (月)

「朝雲」の困惑

http://www.asagumo-news.com/f_column.html
朝雲寸言2009/9/17付

 いよいよ民主党を中心とした政権が誕生する。もともと民主党内の安保論議がまとまっていないところへ、社民党を含む連立内閣になったことで、安保政策、中でも対米関係の帰趨が不安視されている。新政権の連立合意に見る安保政策の基本は、「対等な日米関係」ということらしい。だが、一番難しいのは、何をもって「対等」と言うかだ。核を保有して対等になるという主張もある。集団的自衛権を行使して米軍を守れるようにすることが対等だという声もある。新政権の考え方は、そういうことではなく、インド洋の自衛隊に代えてアフガンに民間人を出し、地位協定を見直し、基地をなくすことが対等ということらしい。一方、これを批判する自民党の発想は、わが国を守るにはアメリカの力が必要だから、あえて言えば、そのためには対等かどうかは問題ではないということのように見える。国防のために大国の力を借りることと、大国からの自立を維持することはともに必要だが、両立するわけではない。安全も自立も、相当なコストと覚悟が要ることだ。そこに、わが国のような「中級国家」が抱える根本的矛盾があり、そのバランスを決めることが安保戦略の要と言っても過言ではない。政権交代のたびに同盟政策が左右に振れていては、同盟国も困るだろう。対米協力か自立かを二者択一の政争の具にすることがないよう、建設的な安保議論が望まれる。

« 【正論】民主党政権発足に寄せて ジャーナリスト・櫻井よしこ | トップページ | 「増派なければ失敗」と警告=アフガン駐留米軍司令官が報告書-米紙 »

日米関係」カテゴリの記事