政権交代でも同盟強化=北非核化、温暖化対策で連携-次期駐日米大使
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009072400007
政権交代でも同盟強化=北非核化、温暖化対策で連携-次期駐日米大使
【ワシントン時事】オバマ米大統領が次期駐日大使に指名した弁護士ジョン・ルース氏の承認に関する公聴会が23日、上院外交委員会で開かれた。ルース氏は、来月の衆院選後に日本の政権が交代しても「日米関係に根本的な変化はない」と述べ、引き続き同盟関係を強化したいとの意向を表明した。北朝鮮の非核化や地球温暖化対策などでもさらに日本との連携を深めたいと強調した。
ルース氏は、衆院選後に政権を奪取する可能性のある民主党が在日米軍駐留経費の日本側負担(思いやり予算)削減など安全保障政策で米国に厳しい要求をしていることに触れ、「わたしは民主党がこれまでと同じように同盟強化にかかわっていくと確信している」と述べ、現実的対応に期待を示した。
昨年の大統領選でオバマ陣営の資金調達に貢献したルース氏の起用をめぐっては、大統領との太いパイプが期待される一方、「論功行賞」人事との指摘もある。
同氏は公聴会で、イラク復興やアフガニスタン、パキスタンの安定化、金融危機の克服などでの協力を総花的に述べるにとどまり、北朝鮮による日本人拉致問題、米軍普天間飛行場移設といった個別課題で踏み込んだ発言はなかった。
この日の公聴会では、次期中国大使に指名されたユタ州のジョン・ハンツマン知事(共和)の承認審議も同時に行われ、ハンツマン氏は「米中協力関係の最大化に全力を尽くしたい」と表明。チベット問題にも言及して人権問題に積極的に取り組む姿勢を示した。
ルース、ハンツマン両氏は委員会審議後、上院本会議での採決を経て大使に就任する。(2009/07/24-00:08)
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