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2009年4月13日 (月)

警備強化の余波、活動海域拡大=天候安定も一因-ソマリア沖海賊

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol&k=2009041300363
警備強化の余波、活動海域拡大=天候安定も一因-ソマリア沖海賊

 【カイロ13日時事】海上自衛隊を含む各国艦艇が警備行動を強化しているにもかかわらず、ソマリア沖の海賊被害が止まらない。ここ数週間、現地の天候が安定して波や風が収まり、小型高速艇を使う海賊の動きが活発化。アデン湾での警備が強化された結果、海賊はインド洋北西部に頻繁に出没するなど行動範囲を拡大させ、アフリカ南端の喜望峰回りルートの一部も脅かし始めている。国際海事機関(IMO)によると、今年のソマリア沖の海賊被害は約70件に達しており、前年同期に比べて大幅に増加。今月に入ってからも米国船籍の貨物船やフランスのヨットが被害に遭ったが、いずれも襲撃されたのは「インド洋北西部付近」(専門家)だった。
 海賊問題に詳しい英王立国際問題研究所のロジャー・ミドルトン研究員は電話取材に、「日本を含む各国海軍の警備行動を嫌い、アデン湾で活動してきた海賊の一部がインド洋周辺に進出してきた」と分析。海運大手、商船三井の担当者も「海賊の活動範囲が広がっている印象だ」と懸念する。海運各社の間では、紅海と地中海を結ぶスエズ運河を通らない喜望峰ルートに変更する動きもある。しかし、海賊はインド洋の島国セーシェル付近の海域にも頻繁に出没しており、中東地域から喜望峰を回る航路などはアフリカ大陸からより離れたルート選択といった対策を迫られる可能性がある。
 同研究員によると、海賊は母船を使い、ソマリア沖最大約1500キロの海域にまで繰り出している。現場海域では荒れていた天候が落ち着き、「今後数カ月は海賊にとって好条件になる」という。また、海賊はイエメンやエジプトの漁船を母船として乗っ取ったり雇い入れたりして、その船体の死角に小型高速艇を隠して襲撃するなど手口が巧妙化。現状では警戒強化や早期の緊急信号発信などの安全策を徹底するほかなく、今後も海賊との攻防は続きそうだ。(了)
(2009/04/13-14:52)

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