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2009年4月 8日 (水)

北ミサイル 飛距離3000キロ超 技術向上に政府危機感

中川ら極右が騒いでいる「敵基地先制攻撃論」に呼応して、浜田防衛相は7日の参院外交防衛委員会で「議論を」呼びかけた。「(自衛隊の装備体系からいって)現時点では敵基地に対して有効な攻撃を行うことは極めて困難」「敵基地攻撃を目的とした装備体系を保有するか否かは政治的な判断が必要であり、軍事科学技術の進歩等も踏まえて、国会等においてわが国をどうするべきかという観点から、幅広い議論が行われることが重要だ」などと述べた(5日、赤旗紙報道)。この防衛相の意見は危険だ。北朝鮮のロケット実験を契機に「敵基地攻撃論」のような暴論がまともに扱われるようになってはならない。(高田)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/scope/CK2009040802000087.html
スコープ 北ミサイル 飛距離3000キロ超 技術向上に政府危機感

2009年4月8日 紙面から

 北朝鮮が七日に映像を公開した長距離弾道ミサイル。「人工衛星」だとする北朝鮮の主張については、防衛省は否定しているが、ミサイルとしては能力を大きく進展させた。「核ミサイル」への不安も重なり「敵基地攻撃論」が高まることも予想される。 (三浦耕喜)

 青空にゆっくりと白いロケットが浮かび上がる。一九九八年に発射した「テポドン」の機体は黒だったが、今回は白。軍事色を薄める意図がうかがえる。

 北朝鮮は八一年に射程約三百キロの「スカッド」を入手後、ミサイル開発に着手。これを大型化した「ノドン」を九三年に日本海に撃ち込んだ。飛距離は約五百キロだったが、改良で射程を約千三百キロに延ばしたという。

 長距離化を目指した北朝鮮は、一段目にノドン、二段目にスカッドを用いた「テポドン」を開発。九八年の発射では日本を飛び越え、飛距離は約千六百キロに達した。

 二〇〇六年には一段目に新型ブースター、二段目にノドンを用いた「テポドン2号」を発射。だが、発射直後に爆発した。

 今回、北朝鮮はテポドン2号を改良した三段式ミサイルを用いたもようだ。映像でも三段式であることがうかがえる。防衛省によると、一段目とみられる物体は打ち上げの七分後に秋田沖約二百八十キロの日本海に着水。予告した危険水域内に落としたことは、新型ブースターの開発に成功したことを示す。

 だが、カートライト米統合参謀本部副議長は六日の記者会見で「二段目以降は近接して着水した」としている。二段目と三段目の切り離しに失敗し、空中で破壊した可能性が高い。

 しかし、自衛隊の探知でも日本から約二千百キロ、北朝鮮から三千キロ以上を飛んだのは確実。政府高官は七日「米国によると、(北朝鮮から)三千数百キロ地点に落ちた」と話した。

 同副議長は「失敗」と断じたが、北朝鮮のミサイル技術が上がっているのは確か。その上、国際シンクタンク「国際危機グループ」(本部・ブリュッセル)は一日、北朝鮮がミサイルに搭載可能な小型核弾頭の開発に成功した可能性を指摘している。

 不安を背景に、自民党内では「敵基地攻撃論」が高まりつつある。浜田靖一防衛相も七日の参院外交防衛委員会で「政治的な判断が必要で、国会などで幅広い議論が重要だ」と、議論を進めるべきだとの考えを強調した。北朝鮮のミサイルが、またも日本の安保政策の背を押している。

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