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2009年2月 6日 (金)

英国司令官:ソマリア海賊対策 日本関連船以外も保護を

http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2009020602000062.html

ソマリア海賊対策 日本関連船以外も保護を

2009年2月6日 朝刊

フィリップ・ジョーンズ司令官=4日、英ミドルセックス州ノースウッドの英軍常設統合作戦司令部で(星浩撮影)

 【ロンドン=星浩】欧州連合(EU)がソマリア沖で進める海賊対策「アタランタ作戦」の司令官を務めるフィリップ・ジョーンズ英海軍准将が四日、ロンドン郊外ノースウッドの英軍常設統合作戦司令部で本紙との会見に応じ、日本の防衛省が検討しているソマリア沖へのP3C哨戒機派遣について大きな期待感を示した。

 昨年十二月に始まったアタランタ作戦はEUにとって初の海上軍事作戦。アデン湾やソマリア沖に常時四隻以上の軍艦を派遣し、世界食糧計画(WFP)の支援物資輸送船の護衛やパトロールをしているが、情報収集の拡大が喫緊の課題だ。

 ジョーンズ司令官は「現在、投入している哨戒機は二機。多国籍軍が行う海上治安活動による偵察写真も利用しているが、辛うじて間に合っている程度だ」と説明。日本がP3Cを派遣することになれば「非常に歓迎する」と述べた。

 現場海域にはEU以外にも中国、ロシアなどの軍艦も展開中で、情報の共有や活動区域の調整も重要だ。司令官は「共通の作戦周波数を設けるなど現場での協力関係は進んでおり、政治的にも追認するようEUに求めている」と述べ、海賊対策での外交的な協力関係の進展が必要な局面に入っていると指摘した。

 海賊が発生した場合の対処について司令官は「とにかく一番近い軍艦に駆けつけてもらうようにしている。これは国連海洋法条約に定められた軍艦の義務だと考えている」と強調したが、海自艦が派遣されても、保護できるのは日本関連の船舶だけで、無関係の外国船を保護するためには新法の制定が必要だ。

 この点について司令官は「EUの中にも海賊対処法のない国があり、拘束した海賊の訴追などで法的な問題を抱えている。だが、集団になって移動する商船のうちEU関連の船だけを守るのは極めて難しいし、われわれはやらない」と述べた。

 長期的な海賊対策については「われわれの作戦は対症療法。(軍事行動で)海賊に脅威を感じさせることはできても、海賊行為にかわる収入源を与えられるわけではない。ソマリア周辺国を巻き込んだ地域的解決を探るしかない」と主張した。

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