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許すな!憲法改悪・市民連絡会

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2009年1月24日 (土)

前原元民主党代表「外交の基軸は日米同盟」「小沢氏も知恵出す努力を」

前原氏のこの議論の問題点は、自衛隊のISAFとPRT参加を主張している点だ。自衛隊という言葉はないが、「武器使用基準は柔軟に」といっているのを見れば明らかだ。オバマ政権のもとでアフガン戦争はより泥沼化する可能性が濃厚である。ここに自衛隊を派遣するというのは、憲法上も重大な違憲行為であるし、自衛隊が戦闘に参加せざるを得なくなるのは必定だ。前原氏の日米同盟基軸論にもとずくこの見解は小泉イラク派兵以上に危険なものを含んでいる。(高田)

前原元民主党代表「外交の基軸は日米同盟」「小沢氏も知恵出す努力を」
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/090123/stt0901232326005-n1.htm
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/090123/stt0901232326005-n2.htm
 民主党の前原誠司元代表が産経新聞のインタビューに応じ、「日本外交の基軸は日米同盟だ」と語った。要旨は以下の通り。

     ◇

 麻生内閣の支持率が20%を割り込んで、自民党内には「麻生太郎首相では選挙ができない」という雰囲気が出ている。

 だが、民主党は泰然自若としていればよい。政権交代を訴えて衆院解散・総選挙の早期実施を求めていくことが大切だ。次期衆院選の結果、単独過半数に届かなければ何らかの連立政権構想が出てくるだろう。届いても、参院は社民、国民新両党と協力しなければ過半数に達しない。選挙後には、いろんな形の連携を模索する必要がある。

 自民党との対決路線を前面に押し出す小沢一郎代表の政治手腕は、政権交代の一歩手前まで持ってきたので高く評価する。

 ただ、二大政党制が定着してくれば衆参両院で多数政党が異なる「ねじれ」状態は今後もあり得る。国会が混乱し政策実現が進まなくなれば、日本の発展にとってマイナスだ。

 今後は、与野党が国会できちんと議論して結論を出す、成熟した民主主義を模索するようになるだろう。小沢代表にも、将来的には知恵を出してまとめていく努力を求めたい。

一方、日本外交の基軸は日米同盟だ。ヒラリー・クリントン国務長官も、日米同盟について、「アジア・太平洋地域の平和と繁栄を維持するために不可欠で、アジアにおける米外交の要だ」と明言している。オバマ政権で日米関係に大きな変化はないだろう。

 

民主党は昨年の臨時国会で、インド洋での海上自衛隊の補給活動を1年間延長する新テロ対策特別措置法改正案に反対した経緯があるので、民主党政権が誕生すれば、海自の補給活動は中止する。だが、アフガニスタンの安定、中東全体の安定は、石油価格の安定につながるので、日本は何らかのコミットメントをする必要がある。

 具体的には、国際治安支援部隊(ISAF)に参画し、ある地域の地方復興チーム(PRT)に責任を持ち、農業指導、警察、医療など民政分野の支援に乗り出すべきだ。治安を維持しながら活動することになるので、武器使用基準は柔軟に考えた方がいい。

 

小沢代表が提唱する「国連中心主義」は、国連のステータスを高める努力を各国がしていくという意味では、悪くない。日本は、国連と日米同盟をうまくバランスさせて、日本の安全保障と国際貢献活動をしっかりやっていくことが大事であり、「国連至上主義」になってはいけない。(松本浩史)

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