無料ブログはココログ

許すな!憲法改悪・市民連絡会

« 辺野古の看板 | トップページ | 田母神喚問後の各紙社説 »

2008年11月11日 (火)

「言論の自由」「ネットで支持も」田母神氏、強気に持論

この田母神問題は忘れてはならないと思う。いま、WORLD PEACE NOWの国会前集会を終えて戻って、パソコンに向かっている。久しぶりに空気の寒さを感じる中での集会だった。みな、田母神発言を怒りを込めて糾弾した。こんな人物が「言論の自由」などの議論をすること自体、片腹痛い。こんな人物が自衛隊の最高幹部であったことは空恐ろしいことだ。麻生首相は、この対処の問題にとどまらない彼自身の歴史認識、憲法認識をはっきりと語らねばならない。処分したから終わりではない。首相はどう考えているのか。田母神論文のどことどこが問題なのか、麻生太郎の認識をはっきりさせなくてはならない。(高田健)
http://www.asahi.com/politics/update/1111/TKY200811110181.html
http://www.asahi.com/politics/update/1111/TKY200811110181_01.html
「言論の自由」「ネットで支持も」田母神氏、強気に持論

参院外交防衛委員会に出席する田母神俊雄・前空幕長=11日午前、松本敏之撮影

 先の戦争を正当化する論文を書いて更迭された田母神(たもがみ)俊雄・前航空幕僚長が11日午前、参院外交防衛委員会の参考人招致に立った。自ら希望していた答弁。自衛隊のかつての実力者は、歴史認識や自衛隊のあり方を問われ、強気に持論を披露した。

 午前10時前、田母神氏は報道カメラマンのフラッシュを浴びながら、まっすぐ前を見据えたまま参議院第1委員会室に入った。今月初めに定年退職するまで30年以上着ていた制服姿ではなく、紺色のスーツで身を包んでいた。

 冒頭、北沢俊美委員長(民主党)から「制服組トップが内閣総理大臣の方針に反したことを公表するという驚愕(きょうがく)の事案。昭和の時代に文民統制が機能しなかった結果、三百数十万人の尊い人命が失われたことを忘れてはならない」と指摘された。

 しかし、田母神氏は、落ち着いた様子で次から次へと持論を述べた。

 「(日本の植民地支配と侵略への反省や謝罪を表明して政府見解となった)村山談話と私の論文は別」と語り、「我々にも憲法19条(思想及び良心の自由)、21条(表現の自由)は……」と権利を主張しようとして、委員長から遮られる場面もあった。

 質疑が進むにつれ、言葉はなめらかになる。「私の書いたものは、いささかも間違っているとは思っていない」「自衛隊が動けなくなる。言論統制を徹底した軍にすべきではない」と述べた。

 さらに、インターネット上の意識調査でも論文問題が半数以上に支持されていると言及。「国民に不安を与えたことはないと思う」と強弁し、与党の浜田昌良氏(公明党)からも「正当化するのは問題だ」とたしなめられた。

 約2時間半の答弁を終えた後、報道陣にも「言論の自由があり、村山談話といえども制約することはできない」と語った。しかし、6千万円程度とみられる退職金について聞かれると、こう言った。「生活が苦しいから、ぜひ使わせて頂きたい」
 「日本が侵略国家というのは濡(ぬ)れ衣(ぎぬ)」「我が国は日中戦争に引きずり込まれた被害者」。ホテルチェーンのアパグループの懸賞論文で持論を発表した田母神氏は、航空自衛隊内での信望は厚かった。

 関係者によると、今年4月、空自のイラクでの活動の一部を違憲と判断した名古屋高裁の判決に対して、「『そんなの関係ねぇ』という状況だ」と記者会見で語って物議をかもしたが、そのストレートな物言いは、時に「自衛隊の代弁者」として周囲には映っていた。

 今月3日に定年退職に追い込まれるまでは、陸海空の三つの自衛隊のトップである次期統合幕僚長の有力候補。故郷は福島で、なまりを残す朴訥(ぼくとつ)とした人柄も人を引き寄せたという。

 だがその実力は、組織内での「暴走」も招いていた。懸賞論文に田母神氏が投稿することを、空幕内の一部は事前に知っていたが、結果的に止めることはできなかった。

 問題が表面化した10月31日には、辞表の提出を求める浜田防衛相に自身の正当性を主張し続けた。自らの力を過信した行動ともみられ、電光石火の更迭劇は「田母神氏にとっても誤算だったはず」と防衛省幹部は解説する。

 国会での答弁は通常、防衛省の内部部局(内局)の背広組が担当する。自衛隊幹部である制服組の答弁は、1959年に源田実・航空幕僚長(当時)が参院内閣委員会に出席した時までさかのぼる。田母神氏は制服を脱いでいるとはいえ、「制服組トップ」の答弁はほぼ半世紀ぶりとなる。

« 辺野古の看板 | トップページ | 田母神喚問後の各紙社説 »

改憲動向」カテゴリの記事