補給支援特措法、1年延長案提出へ 成立厳しい情勢
朝日の報道である。
政府が法案を自民党に示したという。福田の後の内閣の仕事になる。自衛隊をインド洋とイラクから引き上げさせる絶好の機会が到来しつつある。運動と世論を盛り上げて、撤兵を実現しなくてはならない。(高田)
http://www.asahi.com/politics/update/0903/TKY200809030124.html
補給支援特措法、1年延長案提出へ 成立厳しい情勢
2008年9月3日12時30分
海上自衛隊のインド洋での給油活動をめぐり、政府は3日午前、来年1月に期限が切れる補給支援特別措置法を1年間単純延長する案を自民党に示した。9月下旬召集の臨時国会に提出するが、衆院解散含みのため成立の見込みは立っていない。
政府は洋上での活動に加え、アフガニスタン本土への自衛隊派遣の可能性を探ったが、新法で対応する必要があるために断念。8月に就任した自民党の麻生太郎幹事長は別の支援策も検討する考えを示したが、最終的に単純延長に落ち着いた。
ただ、新首相のもとで迎える臨時国会では、景気対策を盛り込んだ08年度補正予算だけ成立させて年内にも衆院を解散すべきだとの声が強い。その場合、野党の賛成が得られる見通しのない補給支援特措法の延長法案は廃案となる。
政府は、日米関係の維持や国際貢献の観点から特措法の延長を最重要課題に掲げていたが、福田首相の辞任に伴い、昨年11月に続き海上自衛隊がインド洋から撤収する可能性が強まっている。
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