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許すな!憲法改悪・市民連絡会

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2008年5月30日 (金)

中国への空自機派遣見送り、発表

結局、自衛隊機は中国に行かないことになった。この問題を巡って、中国指導部が自衛隊機導入を日本に要請したことは、いかに緊急時であれ、中国指導部の判断の問題として汚点を残したと思う。中国指導部が民衆の反発を計算できないほどに、民心から遊離していたことの証左だ。
震災の現場では、学校などの倒壊の原因が手抜き工事にあるとの指摘が出ているが、こうした事態はこの間の中国共産党の改革・解放経済政策のひずみであり、結果だ。その責任も問われざるをえまい。くわえて、自衛隊機の導入だ。
自衛隊機の災害派遣というと、日本の市民運動側も反対しにくい問題であるが、これが実施されたならいま政府がねらっている海外派兵恒久法への援護射撃になったに違いない。いま、自衛隊が内外でどのような危険な役割を果たしているか、この問題への考慮なしに、ただただ緊急事態だからということにはなるまい。憲法違反の自衛隊を使わないでできる方法があるかどうか、最大限の検討をすべきではないだろうか。日本共産党は「スマトラ沖地震の際に、きわめて大きな自然災害が起きたときは自衛隊が海外でも救援救出に活動することを否定するものではないと表明したが、今度も変わりはない」という態度で、自衛隊機派遣を容認したが、社民党は「中国の国民感情も考慮し、反対だ」と福島党首が発言した。共産党が「緊急事態が起きたときには」というのはわからないでもないが、結局、自衛隊機を派遣せず、民間機で緊急援助物資の搬送を実施することになったわけだから、その判断は拙速にすぎたのではないか。ここは日本共産党にはよく考えてもらいたいところだ。(高田)

http://www.asahi.com/politics/update/0530/TKY200805300046.html
中国への空自機派遣見送り、発表

2008年05月30日11時25分

 政府は30日、中国・四川大地震の被災者支援物資を運ぶための自衛隊機派遣を見送ることを発表した。中国国内で自衛隊機受け入れに反発があることを考慮した。中国側が求めているテントなどの物資は民間機をチャーターして輸送する。

 町村官房長官は同日午前の記者会見で「今回は自衛隊機派遣を行うことはない。中国国内で一部慎重論が出始めていることを考慮し、日中間で協議した結果、自衛隊機による輸送は見送ることにした」と述べた。

 自衛隊機による救援物資の輸送は、中国政府が27日、北京の日本大使館にテントなどの支援を要請したことで浮上した。中国側が輸送手段として自衛隊機も受け入れる考えを示したことから、日本政府は迅速に派遣が可能な自衛隊機を使用する方向で検討に入った。

 自衛隊の部隊が中国国内に入るのは初めてで、実現すれば、日中関係進展のシンボルになるとの見方がでる一方、中国国内ではインターネット上に反対意見が書き込まれるなど、世論が二分されていた。

 町村氏は会見で「摩擦を起こしてまでやるような話ではない」と指摘。首相周辺は「中国政府内のコンセンサスが得られなかった」と語った。石破防衛相は30日の記者会見で、「中国の日本に対する信頼を獲得するための努力を今後も地道にやっていかなければいけない」と述べ、日中間の防衛交流については、「淡々と進める」と語った。ある日本政府関係者は「自衛隊機の使用は選択肢の一つだったが、そこだけ報道で大きくクローズアップされ、中国側も戸惑ったのではないか」との見方を示した。

 政府は今後、チャーター機による輸送を本格的に検討、早期の支援物資輸送を目指す。雨期を控え、中国側の要望が強いテントについては、自衛隊のものに加え、兵庫県が無償提供を表明しているものなどを集めて運ぶ方向だ。

 自衛隊機派遣について、政府は国際緊急援助隊派遣法に基づき、愛知県の航空自衛隊小牧基地所属のC130輸送機3機でテントや毛布、医薬品などを運ぶ派遣計画の原案を作成、早ければ週末にも第1便を出発させる態勢を整えつつあった。一方で、自衛隊機の受け入れについて、中国側の最終的な確認を待っていたが、両政府間の協議の結果、自衛隊機の活用は今回見送ることになった。

http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/080530/plc0805301012007-n1.htm

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