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許すな!憲法改悪・市民連絡会

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2008年5月14日 (水)

世論調査のひとつの見方

北海道新聞のコラム「卓上四季」に載っていた記事を見つけた。読売と北海道新聞(朝日も同類形)の一般的改憲についての数値の相違をどう読み解くかを筆者も考えていただけに参考になる文章であった。
9条についてはこの指摘で間違いないと思う。一般的改憲が多いことが、環境や貧困についての願いの表現だとすれば、これは9条護憲派の運動のあり方への問題提起として受け止めるべきであろうか。私たちは幸福追求権や25条の活用で現行憲法を生かして行こうという声をもっと9条との関係で強調して行かなくてはならないのではないか。
「護憲的改憲論」というのは東大の大沼教授の表現で手あかが付いてしまっているから、あまり頂けないが。(高田)

http://www.hokkaido-np.co.jp/news/fourseasons/90700.html?_nva=13
改憲論(5月3日)

北海道新聞社が行った道民世論調査で、改憲を容認する人が71%を占めた。先月の読売新聞の全国調査では、改憲への賛成は43%だった。北海道はずいぶん高い。どう考えたらいいのだろう▼道内の数字を眺めると見当がつく。改憲を認める人の中でも九条への支持は多い。改憲して戦力保持を明記するべきだとする回答は31%にとどまった。改憲を認める七割のうちの三割だから、全体では二割余りになる▼「改憲容認」は七割。「戦力保持の明記へ改憲」は二割。同じ調査の表と裏だ。どちらを見るかで印象が変わる。ともあれ、戦力不保持の削除を含む自民党憲法草案などと共通の意味での「改憲派」は、多くはないことになる▼九条改憲に反対して、旧防衛庁の竹岡勝美・元官房長も書いていた。「(戦後)日本が一人の外国兵も殺さず、一人の自衛隊員も殺されなかった世界に誇る名誉の看板は、取り外すべきではない」(「我、自衛隊を愛す 故に、憲法9条を守る」かもがわ出版)▼一方で、憲法も時代と共に変化した方がいいと考える人は多かった。貧困が深刻になる。地球環境への貢献が問われる。こうした問題を解決するため憲法を生かしたい、といった願いが見て取れるようだ▼平和条項を前提にして、憲法の将来を考える。「護憲的改憲論」とでも呼ぶのだろうか。改憲を認める人の中にも、少なくない考えだと思う。

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