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許すな!憲法改悪・市民連絡会

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2008年3月30日 (日)

派兵恒久法許さないたたかいを、高田健さんが記念講演  ~生かそう憲法世田谷の会第4回定期総会ひらく~

27日、世田谷で私が講演したものの要旨が「世田谷九条の会」のブログに載っているので紹介します。参加して、「生かそう憲法世田谷の会」という団体が、超党派で結集している活発な会の様子がよくわかった。(高田)
http://setagaya-9jou.at.webry.info/

派兵恒久法許さないたたかいを、高田健さんが記念講演  ~生かそう憲法世田谷の会第4回定期総会ひらく~

                     
2008/03/28 13:41

         「生かそう憲法!今こそ9条を!世田谷の会」は、3月27日、世田谷区民会館集会室で第4回定期総会を130人が参加して開催しました。記念講演で高田 健さん(許すな!憲法改悪・市民連絡会、「九条の会」事務局員)は、「改憲を許さない多数派の結集へ~自衛隊海外派兵恒久法と9条改憲をめぐる最近の動 き」と題して話しました。

 講演要旨は次の通りです。
 福田首相は施政方針演説で憲法に関係して2つ触れている。恒久法の成立と憲法審査会の始動。福田さんはこの間憲法問題で何をやってきたか。1つは、自民 党新憲法草案の非常に危険な特徴である9条の「自衛軍」規定を作りあげ、それに直接責任をもって起草した。もう1つは、小泉首相の官房長官のときに派兵恒 久法のための私的諮問機関をつくり、答申を出させている。この派兵恒久法を首相としてやろうとしている。この半年間の彼の「業績」は衆議院の3分の2の強 行採決の給油新法しかない。そのほかはほとんどうまくいっていない。これは特別措置法だから1年間の時限立法。1年後にはまたこの問題が来る。いま出てい る恒久法は、そういう特措法をつくらなくても政府の判断で自衛隊を海外に自由に出せるようにするという、防衛庁・外務省の悲願だったもの。これを今国会中 に提案し、秋の臨時国会での採決を狙っている。その中身は、2002年の答申と2006年8月に石破さんが自民党防衛小委員会でつくった平和協力法案をみ るとだいたいわかる。
 自衛隊を海外に出す法案で、いつでもどこでも自由に出す法案。国連の要請など関係ない。「国連加盟国のいずれかの要請によって自衛隊を海外に出すことが できる」としている。それだけではなく、日本政府が必要と判断した場合には兵を出すことができる。派兵恒久法ができたら自衛隊はどうなるか。いまのイギリ ス軍のような位置になる。憲法9条は変えないで、そのもとでこういう派兵恒久法をつくるといっている。これはもう憲法9条あってなきが如しにする。
 憲法9条を安倍さんのようにはっきり変えないから、福田さんは安心だなんて絶対思えない。変えないままに変えたと同じ役割にすることに福田さんがこれだ け執心している。私たちはこの法案を絶対に許すわけにはいかない。9条の明文改憲ではないが、あってなきが如しにする、解釈改憲の究極の極致の派兵恒久法 を阻止する運動をこれから全国で強めることができるかどうかが非常に大事な問題。福田さんはどんどん支持率が下がり、ほとんど解散をする力もない。しかし 政権を維持しようとすればアメリカからの要求もあるし、防衛庁・外務省の悲願だった恒久法もやらなければいけない、そのジレンマに彼は陥っている。
 5月の「9条世界会議」は、派兵恒久法との関係でも非常に大事だと思っている。改憲派の新聞の世論調査でも2004年を境に憲法9条を変えないほうがよ いという人が年々増え、いまでは過半数になっている。この過半数の声を本当に力にするには超党派の努力が非常に大事だ。この仕事は一党一派ではできない。 思想・信条・政治的立場・歴史的経過の違う人たちがお互いに協力し合って、この過半数の世論を掘り起こす必要がある。私たちが勝てる可能性はここにある。 いろんな立場の違いを超えて、9条が大事だ、憲法改悪をさせない、派兵恒久法を絶対に許さない、そういう運動を共同してつくり上げよう。

 総会議事では、経過報告、運動方針、会計報告、予算、役員の提案がされ、採択・承認されました。

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