憲法審査会始動署名(続)
昨日のブログに、この問題でNHKの報道を載せたが、この本日の産経の記事では署名に参加した各政党の議員数などが載っている。民主の議員が24人いるのは注目しておきたい。その他というのは無所属保守と国民新党の中に署名者が10人いるということだ。(高田)
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/080110/stt0801102047009-n1.htm
2008.1.10 20:47
衆参憲法審査会始動せず 異常事態が通常国会へ持ち越し
国民投票法で昨年8月の前臨時国会での発足が定められながら衆参両院の「憲法審査会」が始動できない異常事態が、18日召集の通常国会へ持ち越されることになった。審査会の構成、運用を定める「審査会規程」の制定を与野党が怠っているのが原因で、業を煮やした超党派の「新憲法制定議員同盟」(会長・中曽根康弘元首相)は10日、318人分の衆参国会議員の署名を江田五月参院議長へ提出、規程の早期制定を求めた。11日には河野洋平衆院議長へ同様の要請を行う。
議員同盟は「5カ月以上も立法府が自ら制定した法律を守らず、憲法論議に入らない」(幹部)事態に憤慨、衆参議長への要請となった。署名には衆院議員の過半数の245人、参院議員73人の計318人が賛同。政党別では自民党が279人で多数を占め、民主党24人、公明党5人、その他10人。共産、社民両党に署名は募っていない。
規程制定には民主党の賛同が必要だが、反対の共産、社民両党に気兼ねしているせいか民主党は消極姿勢を崩していない。民主党の改憲派の西岡武夫参院議運委員長は10日、「通常国会のできるだけ早い時期に制定したい」と述べたが、同党が姿勢を転換する見通しは立っていない。自民党には「5月3日の憲法記念日が審査会始動のめどだ」(議員同盟幹部)との悲観論も出ている
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