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許すな!憲法改悪・市民連絡会

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2007年12月29日 (土)

雑記(25)中村哲さんの「医者、用水路を拓く」(石風社)を読み終えて

ペシャワール会の中村哲さんの新著を取り寄せて、朝晩の電車の中で読み続けた。全376頁の大著なので、時間がかかったが、とてもいい本だと思った。
本書は2001年10月以来の5年半余にわたる中村さんとペシャワール会のアフガニスタンにおける、文字通りの苦闘の記録である。本書のサブタイトルには「アフガンの大地から世界の虚構に挑む」とある。本書の内容を要約した言葉である。
厳しいアフガンの自然の中で、地元の人びとに尊敬の念を込めて「ドクター・サーブ」と呼ばれる中村さんたちがいかに試行錯誤しながら、悪戦苦闘し、第1期工事として、13キロにもわたる用水路を切り開いたか。そうした中で、医者の中村さんたちがアフガンの自然の研究に研究を重ね、アフガンと、中村さんの出身地九州各地の日本の土着の工法などからも学び、地元にあった工法を作り出しながら難工事を進めていった。体得された中村さんたちの技術の水準の高さにも感心させられる。強靱な意志に支えられて、幾多の困難を乗り切って実現した用水路は、確実に多くのアフガンの人びとの生命をたすけたのである。
国会では新テロ特措法が強行されようとしている。日本政府の対応がいかに間違ったものであるか。ぜひみなさんにも読んでいただきたい本である。(高田)
1800円+税 申し込み問い合わせは092-714-4838まで。

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