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許すな!憲法改悪・市民連絡会

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2007年9月14日 (金)

雑記(18)公園で守る9条

8月14日の朝日新聞夕刊(関東)に「公園で守る9条」「戦中派78歳、署名集めを歌集に」「若者たち関心高い」という大きな記事が載り、目をひいた。

箕輪喜作さん(78歳)、東京・小金井市在住。05年11月、地元の小金井市に「九条の会・こがねい」が結成されたのを契機に、9条を守る署名を始め、1年8ヶ月で6千筆以上集めたという記事だ。そしてこのほど、歌集「九条署名の1年」(光陽出版社)を出したのだという。

●声かければ赤ん坊をわれに抱かせて署名してくれしお母さんあり

などの短歌も紹介されていた。

その後、私は箕輪さんのこの歌集を読む機会も得た。

箕輪さんにあってみたくなり、ツテをたどって箕輪さんに連絡し、武蔵小金井駅で待ち合わせをして頂いてお宅を訪ねることができた。

署名はすでにあと数十筆で7000になろうとしているという。休日には近くの武蔵野公園で1日50筆くらい集まると言うから、明日は7000筆を超えているかも知れない。公園にもつれていって頂いたが、本当にひろーい公園で、森があり、川があり、バーベキュー広場があり、スケボー練習場があり、という具合で、近県からの人びとも含めて若者や子ども連れの若い親たち、近くに大学などもあって外国人も多いという。箕輪さんはこれらの人たちに話しかけ、署名を集める。署名簿は「9条の会・こがねい」が作ったシンプルなもので、

We Love 憲法 We Want Peace 請願書 衆議院議長殿 参議院議長殿 請願項目 日本国憲法第九条を守ってください  とだけ書いてある。それに憲法九条の条文が添えてある。

これはいいと思った。いずれ5000万署名運動などにとり組むときは、これがいいのではないかと思った。

箕輪さんは新潟の山村の小学校の用務員を44年間務めて、その後、東京に出てきた。子どもたちや、教師や、村の人びとと箕輪さんの交流は熱いものだったようだ。聞いていて、箕輪さんの人との対話術、とくに子どもとの対話術はこの箕輪さんの長い人生経験のなかで作られたものであることがよくわかった。どんな話をして署名をもらうかの実演も聞いた。最初はつっけんどんだったお姉さんが涙を流したり、悩みをもつ若者の相談にのったり、ときに歌を歌ったり、ときには公園で同郷人に会えば十日町小唄まで踊るという。右翼に署名簿を強奪されたときも、やんわりと抗議し、公園にいたまわりの人びとが守ってくれたともいう。米軍人の家族も、創価学会の会員も、ほんとうに公園にくる人びとは多様だ。最初は「義務感」を伴いながらの署名活動だったが、だんだんにこうした人びととの出会いが楽しくなってきたという。交流したある学校の子どもたちは「九条おじさん」の演劇をつくって上演した。箕輪さんは、その写真を「これは私の宝物です」と微笑みながら見せてくれた。

●田舎弁まるだしなれど若者は戦争体験聞いてくれたり

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