憲法審査会が設置されなかった
本日(7日)、院内で開かれた「憲暴走安倍内閣は退陣を!緊急院内集会~憲法改悪反対/憲法9条を守れ/憲法違反の集団的自衛権の行使反対/テロ特措法延長反対」は、80人を超える市民の参加と、福島瑞穂・社民党党首、志位和夫・共産党委員長、糸数慶子(無所属)議員をはじめ10数人の国会議員の参加で開かれた。参加者は会場満員で廊下にあふれていた。社民、共産の両党首の発言に続いて、参加した一人ひとりの国会議員が一言づつ発言した。5・3憲法集会実行委員会の事務局団体もそれぞれ発言した。
集会では参議院選挙の結果は安倍内閣にたいする有権者の審判であり、今後の国会情勢に希望がもてる状況を生み出した、民主党の議員もこうした集会に出てくるように働きかけをつよめよう、などという主旨の発言が相次ぎ、熱気に満ちたものとなった。
最後に行動提起として私から、①本日、この臨時国会では憲法審査会の設置が出来なかった。設置するには、議運で憲法審査会規定を作り、本会議で確認されなければならないが、議運で自民党が提案したものを、社民・共産などが反対し、民主が持ち帰りにしたことで、事実上、今臨時国会の本会議ではかられることはなくなり、次期、臨時国会に持ちこされた。これも先の参院選が生み出した局面の変化のひとつといってよい。②5・3集会実行委員会は、次期、168臨時国会の冒頭に、再度、院内集会を開く。③憲法9条の改悪に反対する署名運動にとり組むので、署名用紙が必要な方は連絡してほしい、の3点を提起した。(高田)
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