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許すな!憲法改悪・市民連絡会

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2007年7月 3日 (火)

「しょうがない防衛相」の罷免要求

昨日(2日)夕刻、私たち市民連絡会も加わっている「辺野古への基地建設を許さない実行委員会」の毎月行動で、市ヶ谷の防衛省に行った。70人ほどの市民が正門前を中心に集まって、辺野古での基地建設の動きに抗議し、あわせて久間防衛相の「原爆投下、しょうがない」発言に抗議した。
集会では抗議声明を発表した日本YWCAの西原美香子さんに続いて、私も久間防衛相の辞任を要求する発言を行った。私はその中で、久間氏と安倍首相が「誤解を招く発言で遺憾である」という主旨の発言しかしておらず、これは謝罪ではないとも指摘した。ついでに一昨日のブログに書いたMDのことにも触れた。
長崎でも、広島でも、抗議の声がわき起こっている。長崎市長も本日、上京して抗議するという。各地で、抗議の声を上げ、こうした安倍政権と与党に、参院選で鉄槌を加えるよう、奮闘したいものだ。(このブログを書いた直後、平和フォーラムさんと協力してWORLD PEACE NOWとして、5日夕刻に防衛庁前でキャンドル抗議行動を呼びかける準備に入ったが、その最中に久間防衛相の辞任の報道が飛び込み、中止した)

YWCAの抗議声明を添付します。(高田)

久間章生防衛大臣の広島・長崎への原爆投下を是認する発言に、強く抗議いたします

6月30日午前、久間章生防衛大臣が、麗澤大学の講演の中で、米国の広島・長崎への原子爆弾投下が日本の無条件降伏につながり、ソ連の北海道侵略・占領を防いだと指摘した上で「(原爆で)本当に無数の人が悲惨な目に遭ったが、あれで戦争が終わったんだという頭の整理で今しょうがないなと思っ
ている」と述べたことについて、私たち日本YWCAは強く抗議いたします。

戦後数十年たってようやく証言に立つ被爆者の方々の「あやまちを繰り返してはならない」という言葉を心に刻みつつ、日本YWCAは1971年以来若い世代と共に「ひろしまを考える旅」を行って、日本の被害と加害の歴史を学んできました。私たちが多くの被爆者の方々に学んだことは、あの日あの場所でさまざまな人々が日常生活を営んでいた時、原爆投下によって一瞬にして命が奪われたという事実であり、戦後その歴史を省みることなく、国と国の政治の力の中で、核実験が続いている現実です。62年たってもなお、原爆の後遺症や核実験による放射能障害で苦しんでいる方々がおられることを、私たちは忘れてはなりません。

原爆投下によって戦争が終わったという言葉は、これまでも国内外の政治家が言葉にしてきました。しかし、原爆で奪われた一人ひとりの命は、誰にとってもかけがえのない命であったという感性を、政治家である前に、私たち人間は失ってはなりません。今回の久間防衛大臣の「しょうがないなと思っている」との発言は、すべての命への冒涜であり、政治家として歴史認識を著しく欠く発言です。また、久間防衛大臣の発言を是認する安倍政権は、まさに戦争を正当化し世界的な軍事支配をつづける米国に追従する姿勢を顕にするものです。

歴史の過ちに学び、市民の命を守るために平和をつくり出す政治を行ってほしいと願う日本YWCAは、久間防衛大臣の発言はもとより、これを是認する安倍政権に強く抗議いたします。

2007年7月2日

日本YWCA 会長  石井摩耶子/総幹事 川端国世

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