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許すな!憲法改悪・市民連絡会

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2007年5月 2日 (水)

国会で起こっている異常事態

国会で起こっている異常事態を広範に宣伝を

この166通常国会ではいくつかの異常事態が生じているが、マスコミ報道などでは必ずしも伝わっていない。緊急に広めて世論を作らなくてはならない。

 立法府の長としての安倍首相が公然と「私の内閣での改憲」を公約するという憲法違反に加え、この国会で「改憲のための改憲手続き法案の成立を期待する」として、ニュートラルな立法という化粧を落とし、三権分立を無視して、立法府(憲法調査特別委員会)の議論に介入したこと。このことによって、民主党の枝野筆頭理事ら、特別委員会で自公民3党による法案の共同提案を目論んでいた人びとがメンツをつぶされ、「安倍晋三君が首相でいる限り、憲法論議をしない」などとして、与党と民主に亀裂が入った。結果、衆議院でも与党による強行採決となった。枝野氏のいう「(安倍執行部は民主との協調を壊したという意味で)究極の護憲派だ」という事態になった。安倍は「政治は変わる」とうそぶいて、政界再編による改憲勢力3分の2へ望みをつないでいる。

 衆議院での審議は郵政民営化問題などと比べても短すぎるという指摘があるが、それはさておいても、衆院特別委員会発足いらい約2年、法案提出いらい約1年かかったのを、参議院では連日の長時間審議という異常な運営で、あわよくば5月3日前の半月で、それに失敗すると5月中旬までの1ヶ月で参議院の審議を終わらせようとしている。

衆議院では定例日が決められて、そこで議論されたにもかかわらず、参議院では野党の定例日設定要求もまったく無視されている。地方公聴会を同時刻2箇所でやったり(衆議院は新潟と大阪で時間をずらして委員は両方に出られるようにした。参議院では委員が一人しかいない社民や共産は自動的にどちらかしか選べず、参加できない)、審議はただただ審議時間の量を稼ぐため、夜9時までの提案などを含めて連日長時間審議をやっている。前日の公聴会の記録も配られないままに審議をしたり、連日の審議で討議の準備が十分に出来なかったり、与党の提案者を含めて疲れてあくびを連発したり、委員は欠席したりするという有様だ。衆議院に輪をかけて、参議院ではまともな審議は行われていない。

参院自民党の特別委員会の舛添要一委員などはたまりかねて野党の意見を入れようとしたが、自民党執行部からその弱腰を大声で罵倒され、押さえつけられている。

 こうした与党のむちゃくちゃな委員会運営に民主党なども野党はその都度、抵抗するものの、結局は押し切られ、審議に参加せざるを得ない状況になっている。建前としては、特別委員会はいつでも審議出来るし、多数与党を背景にした関谷理事長が日程を立てれば、出席せざるをえないという状況だ。

こんな暴挙を許してはならない。国会の外の運動やマスコミへの働きかけを通じて、この参院審議の異常性を暴露することは急務だ。安倍政権の都合や党利党略で憲法問題をもてあそぶことは許されない。改憲手続き法は希代の悪法だ。一部のマスコミも漸く、批判を強めつつある。
このたたかいを最後まであきらめることは出来ない。

マスコミに電話やFAXで要請を。5・3を全国で成功させ、合わせて連休明けの国会行動(当面は5・8ヒューマンチェーン)に参加を。(高田)

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