参院沖縄選挙区に臨む共産党沖縄県委員会の基本的立場
こういう文書がインターネットで出回っています。参考まで。
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参院沖縄選挙区に臨む基本的立場
2006年12月29日
日本共産党沖縄県委員会
先の知事選挙では、米軍再編をめぐる県民の世論と運動の高まりによって、「5党の共闘」、「県民的共同」が実現しました。そしていま多くの県民が参院選挙区での共闘を願っています。
いっぽうで、安保や消費税など、国政の基本問題での「政策的一致」による政党間共闘の条件はありません。同時に重要なことは、沖縄選挙区ではそういう条件のもとでも04年参院選において各党が候補者との間で協定を結ぶという「ブリッジ共闘」が実現していることです。04年の時は、それぞれの党と候補者が協定を結び、それぞれの協定には、相互に矛盾する内容が含まれませんでした。例えば日本共産党と候補者との間で、革新の大義を明確にした「政策協定」「組織協定」を締結することと、他の党と候補者の間での「協定」において、その内容に矛盾する内容は含まれませんでした。
国政の基本問題で一致しないという現状のもとで、県民の願いに応える共闘を実現するには、04年に実現した「ブリッジ共闘」がより現実的であると考えます。
県知事選挙において「五党」間で新基地建設反対などを明記した「基本姿勢・基本政策」での一致が確認され、団体・個人を含めた共闘が実現しています。この共闘を持続化させ、公約の実現をめざす県民的闘いを前進させ、そのことと結んで参院選挙
区での共同候補を求める世論と運動を広げることが重要です。
そういう立場で、候補者としては7月の沖縄選挙区では糸数慶子さん、4月の参院補選では山内徳信さんを最有力候補として、県知事選で共同した政党、団体と話し合いをすすめていきます。
[以上]